5話
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やがった)
本音を漏らしたくなる。
残された俺達が、エーリッヒ兄さんからの手紙に添付されていた地図を参考に彼の家への経路を話し合っていると、そこに煌びやかな鎧姿の騎士が従者と共に現れる。
見た感じ、相当な高位な人物だと理解できる。
「ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター殿――、ヘルト・シュバルツ・フォン・シェルマイス殿――」
「え?」
俺も? ヴェル兄だけじゃないの?
「陛下よりの言付けにございます。今回の古代竜退治の儀、ご苦労であったと。ついては、今より王城にて謁見を行うと――」
俺はヴェル兄に近寄り、
「ヴェル兄・・・」
「ヘルト・・・」
((なんで、俺たちは災難なんだ!!))
心の中で叫んだ。
そして、俺とヴェル兄は王家が用意した馬車に乗って、王宮へと向かった。
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