暁 〜小説投稿サイト〜
小ネタ箱
東方
【加筆修正】幻想郷がソ連に蹂躙される話D
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
真似をしてくれたものね」


 いま、赤の広場には埋め尽くすかのように赤軍が待機している。
 これから、幻想郷へと侵攻するのだ。つい先ほど、レミリアが演説を終えたところだった。
 レミリア書記長自らが陣頭指揮をとっているとあって、士気は非常に高かった。


「同志が殺害されたのです。きっちり報復しましょう、お姉さま」


 傍らにはフランドールの姿がある。本来の仕事は部下に任せて、戦争に参加するつもりなのだ。
 パチュリー、咲夜も来たがったが、仕事があるため断念した。
 彼女たちが居るのは、大本営「紅魔館」である。すべてが赤く、ソ連を象徴する建物、とされていた。
 本当は、レミリアが趣味で原作を再現しただけだったりするが。
 

「そうね。幻想郷を赤く染め上げましょう」


 かくして、幻想郷は革命された。ソビエト社会主義幻想共和国連邦の一部となり、幻想郷自治区となったのである。
 なお、幻想郷社会主義共和国にするか幻想郷人民共和国にするかの命名論争が起こったのは余談である。
 新たな領土を手にしたソ連が、世界革命を実現するのか。それとも、一国社会主義を貫くのか。
 運命はレミリアのみが知っている。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ