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GSネギま
更なる難題
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(事故とはいえ中学生とキスしてしまうとは)
横島はかなり落ち込んでいた
いつもと違う横島に小竜姫も心配になっていた
『横島さん!』
『………』
『横島さん!!』
『………』
声をかけるが横島は反応しない
しょうがないと小竜姫は剣を振りかざした
『おっと!危ないじゃないですか、小竜姫様ー』
『何度呼んでも返事をしない横島さんが悪いんですよ』
さすがの危機管理能力
避けることなら横島の右に出るものはいない
『何か私に隠し事をしていますね!』
『い、いや、何もあ、ありませんけど…』
明らかに動揺した
目線を合わすことができない
しかしそんな時に電話が鳴った
『もしもし、学園長ですか?何かありました?』
『すまんがヤボ用で少し話があるんだが』
『わかりました、すぐに行きます!!』
電話をすぐに切ると
『小竜姫様、学園長が至急の話があるそうなので行って来ます!あとはよろしくお願いします!』
(転)(移)
『横島さん、待ちなさ……』
小竜姫の話を聞く前に横島は逃げるように
文珠を使って転移した
『横島さんったら…』
小竜姫は横島のことを心配しているだけだったが
同時に女としての勘が訴えてくるのだ
(何か予感がする、遅れてはいけないと)
無事に小竜姫から逃れた横島だった
学園長室を訪れた
『横島です、入ります』
『うむ、入るがよい』
何があったかは知らないが助かったという思いの横島に
学園長は不敵な笑みを浮かべていた
『何か用事ですが?』
『急に呼び出してすまなかったがそこまで早く呼んだ訳でもないのだが』
『いえ、助かりました!本当に!!』
『何かあったのかの?もしかして昨日のことでは?』
『…………何故に?知っているのですか?』
少し間が空いてから横島は話した
『ネギ先生から報告があったのと魔力を感じたのだ、念の為に確認ぐらいするのが学園長としての務めであろう』
『確かにそうですよね、でもあれは事故で…』
『わかっておる、さすがに中学生はまずいじゃろ』
学園長は苦笑いを浮かべていた
横島は返す言葉すらみつからない
『所で小竜姫殿は知っておるのか?』
『まだです、中学生とキスしたなんて…』
『横島さん、今なんといいました??怒怒怒』
横島と学園長は急に殺気を感じた
(ダメだ、今後ろを見たら殺される)
(横島殿、すまん…そして小竜姫殿は怒らせてはならぬ)
二人は直立不動になってしまった
『二人共、こちらを見なさい!!!』
『『はい!!』』
何故か学園長までも小竜姫の指示に従った
『違うんですよ、小竜姫様』
『まずは弁解を許しましょう!それからでも遅くありませんから!』
この世界には仮契約を結ぶことがあり
それをするためにはキスをすることが伝えられた

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