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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
071話 文化祭編・開催3日目(06) 超との決戦
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! 士郎さん、ネギの御守りもお願いします!」
「任された!」
 
そして刹那と小太郎も、
 
「ランサーさんとの修行で少しは強くなっていた気がしたんですが、それでも負けてしまいました。申し訳ありません……ですが、ネギ先生に士郎さん。超さんをお願いします!」
「はよ行けやネギに士郎の兄ちゃん。ここは俺達に任せておけ」
 
それでネギは感極まったのか、
 
「アスナさん! 刹那さん! コタロー君! この場はお任せします! 士郎さん、行きましょう!!」
「了解した!!」
 
その場をアスナ達に任せてネギと士郎は飛行船へと飛んでいく。
 
 
 
 
 
そして、飛行船の上では葉加瀬聡美が詠唱を続けていて、
 
「世界中のすべての聖地と同期完了しました。あとは世界種前広場を占拠するだけです……とうとうここまで来ましたね」
「そうネ。よし……ハカセは最後の魔法詠唱に入ってクレ」
 
一緒にその場にいた超が聡美にそう指示を出していた。
問題なければあとは11分6秒で呪文詠唱は終了するという。
だが、聡美はそこで不安げな顔になり、
 
「でも、本当にいいんですか? 超さん、この計画を完遂してしまって……」
「ああ……いや、もうこの場面において計画の可否を決めるは、どうやら私ではなく……彼達ネ」
 
超が顔を向けた先にはネギと士郎の二人の姿があった。
 
 
 
 
 
 
◆◇―――――――――◇◆
 
 
 
side 衛宮士郎
 
 
とうとうここまでやってきたという感じか…。
未来では一回超によって敗北を喫してしまったらしいが、ここまで来たら負けてやれないな。
しかしここまでやってくるまでにネギ君の説明を受けていたために、
 
「…………士郎さん。まずは僕に任せてください。超さんの時間跳躍を敗れるのは僕の持っているカシオペアだけですから」
「だが、もうあと数回と言ったところだろう。大丈夫かね……?」
「大丈夫です。任せてください!」
「わかった。君を信じよう。ネギ君……」
「ありがとうございます!」

もうそこには前までの弱気な顔のネギ君の姿はなく、立派に成長して覚悟が完了している顔をした男がいた。
これなら、もう安心だろうか……?
そして俺達は超と葉加瀬の前へとやってきた。

「よくここまで辿り着いたネ、ネギ坊主にエミヤ先生。そして、ネギ坊主……“これで君は私と同じ舞台に立った”」

そう言う超。
おそらく、超は未来から戻ってくるまではネギ君を敵対対象としても見ていなかったのだろうな。
さて…どうする、ネギ君……?
超も俺と同じ感想に至ったのか、

「さて、それでどうする? ネギ坊主。あ、でもエミヤ先生とはあまり戦いたくないネ。もしか
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