暁 〜小説投稿サイト〜
ラブドライブ!〜女神の守り人〜
転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,4 Eradication
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RISE…」


 土煙の中から、3匹の怪人が出てきた…!?


「な、何!?」


 A-RISEの3人は驚いて後退りしている。そんな3人に怪人達は迫っていく。


「さて、アンタらには死んでもらうぜ…」
「何だと…!?どういうことだ!?」


 統堂英玲奈ちゃんが綺羅ツバサちゃんと優木あんじゅちゃんを庇って怪人達の前に立って叫んだ。かっこいいにゃ〜……。


「そういうことだ。そうすれば、"アレ"も出て来るだろうからな…」
「"アレ"…だと?」
「知る必要はねぇ…今から死ぬ貴様らにはなァァァッ!」


 1匹の怪人が3人に爪を向ける。


「か、かよちん!早く逃げよ……かよちん!?」


 凛はかよちんの手を引っ張り逃げようとした。でも、かよちんは凛の手を振り払って、なんとステージの方に走り出した


「かよちんッ!?」


「とっとと地獄に……あッ?」
「や、辞めて…下さい…!」


 なんとかよちんはステージ上に上がって、A-RISEの3人を庇うように怪人達の前に立った。


「…A-RISEの皆さんを…傷付けないで…下さい………」


 その声は決して大きくはない。でも、その”想い”は凛には伝わった……。
 物凄く怖い。今すぐ逃げ出したい。それでも大好きなスクールアイドルが、A-RISEが、傷付けられるなんて我慢できない。だから怖くても勇気を振り絞って、かよちんは立ち向かったんだ……。


「ああァ?蚊が鳴くみてぇな小せぇ声出してんじゃねぇよ、餓鬼がッ!!」


 怪人はそんなかよちんの想いなんて考えず、かよちんに爪を振り上げる。アレを喰らえば、ひとたまりも無い…。
 そして、爪が振り下ろされていく……。


 凛はその前に走り出してステージ上に上がり、かよちんを抱き締めて一緒に倒れた。怪人の爪を躱すことができた!


「チッ!…次は何だ!?」


 凛は怪人を思いっきり睨んだ!


「かよちんを…凛の大事な友達を傷付けないで!!」
「り、凛ちゃん…!」
「凛?かよちん?……ああ、お前ら小泉花陽と星空凛か……」


 えっ…どうして凛とかよちんの名前を…?


「流石にコイツら殺ったら、他の連中から文句言われるなぁ?」
「別にいいだろ…。A-RISEも似たようなもんだ。どうせ文句言われるなら1匹残らず消して、この世界を楽しもうぜ…!」
「071の言う通りだ…。それにもうすぐ、"アレ"が来る…」


 そう言った大きな耳を持つ怪人が凛とかよちんに爪を向けてきた。凛はかよちんを抱き締めて目を瞑った。

 凛……ここで死ぬのかな…?まだ
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