転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,5 Evolution
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俺達の力は強力だ。肉体は銃弾も刃も通さない。拳は大地を砕き、蹴りは鉄柱をも圧し折る。
俺達に怖れる物はない……。奴等の存在を除けば……。
「待て!?」
「あッ?」
「何だ!?」
「……」
来たか………焔の様な真紅のボディを持つ、俺達の最大の敵……仮面ライダー…!だが、無駄だ。俺は徹底的にお前の事を”観察”してるからな……。
オブサベイション……それが進化した俺…059の名前だ…。
そしてコイツらも……
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「嘘だろ……!?」
俺は驚愕していた。理由は俺の目の前に居る4体のロイミュード……全員が進化態なのだ…。
俺は今まで進化態とは戦った事は無い。だが進化態は下級ロイミュードとは比べ物にならない強さを持つ事は知っている。それが4体も居るのだ…。恐ろしい程、絶望的な状況だ……。
「どうした?ビビったか!?」
1体のロイミュードが俺の事を嘲笑う。
「うるさい…!」
《気をつけろドライブ。進化態が相手となれば一筋縄ではいかない》
「分かってる……でも」
……俺は逃げる訳にはいかない。コイツらは恐らく、無差別に暴れているのだろう。なら、ココで逃げれば多くの犠牲者が出る……。そんな事は………。
「絶対にさせない!」
「しゃらくせェェェッ!」
拳を握り締め構える俺に、先程俺の事を嘲笑ったロイミュードが突っ込んで来る。ロイミュードはドリルの様な右腕と、削岩機の様な左腕を同時に突き出してきた。俺はそれを横に転がって躱す。2本の腕は寸前まで俺が立っていた大地を抉った。
「ドリル…それが俺様の名前だ!もう061なんて呼ばせやしねぇ!!」
ドリルロイミュードは何度も腕を俺に振るってくる。当たれば一溜まりも無いだろう。俺は只管、それを回避し続けるしかない……。
だが、俺はいきなり左から来た衝撃に吹き飛ばされ倒れた
「グアァァッ!?……クッ…!」
顔を上げるとそこには両腕に盾の様な物を備え、全身が武骨な鎧に包まれたロイミュードが居た。コイツが突撃して来たのか…!?
「俺はアサルト…元063……」
「アサルト…突撃って訳か……ッ!?」
俺は背後に気配を感じて振り返った。そこにはまた、1体のロイミュードが居た。
「う…おおおおおッ!?」
俺はソイツに思いっきりパンチを放った………だが……。
「…ガァッ!?……ガッ??」
俺の放った拳に目掛けて、ソイツも拳を叩き込んできた。その強さに俺の拳は押し負け、激痛が走
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