転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,5 Evolution
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って思ったよ!」
「海未ちゃんの命の恩人だもんね。悪い人の訳ないよねっ」
「高坂さん…南さん…園田さん……」
3人の優しさが身に染みた。久瑠間学園だと言えば、大抵の人が冷めた目で見てくるのだが、彼女達は俺をそんな目で見る事はなかった。
「穂乃果でいいよ!コレからよろしくね、タカユキ君!」
「私も海未で構いませんよ」
「私もことりでいいよっ」
「ありがとう…。よろしくね、穂乃果ちゃん、海未ちゃん、ことりちゃん」
それから俺達は、学校の事、この町の事、昔の事……他愛のない話を、時間が経つのも忘れて語り合った?????
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「ふぅ……」
俺は今までずっと、穂乃果ちゃんの家で話していた。そして暗くなる前に海未ちゃんとことりちゃんを家まで送り届け、今帰路についたのだ。
「今日は楽しかったなぁ…」
まさか、あの3人とこんなにも楽しく話せるなんてなぁ…。実を言うと転生前は、女の子と話す事なんて余りなかったから、結構緊張したんだけどね……。でも思ってた以上に話す事が出来て良かった…。
この事ユウキとタケシに言ったら、絶対イジられるな……。
「ッ!?」
突然の事だった。大きな音が響き、地面が揺れる。俺はフラついて膝をついた。
「な、何だッ!?」
顔を上げた俺の目に、空に上がる黒い煙が映った。
「まさか……ロイミュード!?」
俺は煙が上がっている方角に向かって走り出そうとする。
《タカユキ!!》
「ベルトさん!」
そんな俺の前にトライドロンが颯爽と駆けつけた。俺はドアを開けてベルトさんを手に取り装着した。
《Start your Engine!》
「変身??」
《DRIVE!type SPEED!》
ドライブに変身した俺はトライドロンに乗り込んでハンドルを握り、アクセルを踏み込む。トライドロンは全速力で走り出した!
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「ぐああああああああ!?」
「うわぁああ!?」
「ゴフッ!?」
「ハハハッ!オラオラ、どうした!?
「ただの人間が……俺達に勝てる筈が無い」
…………俺達4人は今、警官と戦っている。……いや、蹂躙してるって言った方が正しいな。
俺達は転生者…ロイミュードの力を手に入れた者達だ。ただの人間風情が束になって掛かって来ようが、敵う訳がない。
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