転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,5 Evolution
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!自己紹介まだだったね。私は高坂穂乃果!穂むらの看板娘で、音ノ木坂学院の1年生だよ!」
「俺は江本タカユキ。ああ……久瑠間学園の…1年生…なんだ…」
「えっ…」
久瑠間学園っという言葉を聞いて、穂乃果ちゃんの顔が少し険しくなる。
実は最近の久瑠間学園の評判は悪くなっている。最大の理由は転生者が好き勝手に振る舞い、それに興じて他の生徒も暴れたりしているからだ。元々は良くも悪くもないといった所だったが、転生者が入って来た事でこんなにも酷くなるなんて、正直言って予想外だった。
「おはよぉー、穂乃果ちゃんっ」
「お母様から聞きましたよ。貴女また他人に迷惑を掛けたそうですね」
「あ!ことりちゃん、海未ちゃん!」
ことりちゃん…海未ちゃん……って、まさか…?
俺は現れた穂乃果ちゃんの友人2人の方を向いた。間違いなく、ラブライブ!の登場人物である南ことりと、園田海未だった。そして俺と目が合った海未ちゃんが驚いた顔をする。
「あ、貴方は…あの時の!?」
俺は以前、海未ちゃんをロイミュードの手から救った。彼女はその事を覚えていたのだ?????
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「あの時は本当にありがとうございました」
海未ちゃんが正座をして、俺に深々と礼をする。
「貴方が居なければ、私はどうなっていた事か……この御恩は一生忘れません」
「そんな大袈裟な…俺は当たり前の事をやっただけだよ」
「へー、タカユキ君が海未ちゃんの言っていた、命の恩人だったなんてびっくりだね」
「そうだねぇ。でも私はあの話が本当だった事がびっくりだなぁ」
「だから何度も本当だと言ったじゃないですか」
海未ちゃんが2人を怒った様に見る。どうやら今日の今日まであの時の事は嘘だと思われていたらしい。まぁ、怪物に襲われたなんて話、信じろって言う方が難しいもんな。
「そういえば自己紹介がまだでしたね。私は園田海未と言います。音ノ木坂学院の1年生です」
「私は南ことりです。私も穂乃果ちゃん、海未ちゃんと同じ音ノ木坂学院の1年生ですっ」
「俺は江本タカユキ。……学年はみんなと一緒で、高校は……久瑠間学園…」
ううぅ……学校名を言うのがこんなにも恥ずかしいと思うのは21年+16年で初めてだ……。
……ってか思ったんだが俺、年齢足したら37なのか…アラフォーとか…とんだオッさんじゃないか……
「驚きました……。久瑠間学園にも貴方の様な立派な殿方が居ただなんて」
へっ?
「穂乃果も最初聞いた時は少し驚いたけど、海未ちゃんの話を聞いたら、タカユキ君は良い人なんだ
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