暁 〜小説投稿サイト〜
ラブドライブ!〜女神の守り人〜
転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,5 Evolution
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
!自己紹介まだだったね。私は高坂穂乃果!穂むらの看板娘で、音ノ木坂学院の1年生だよ!」
「俺は江本タカユキ。ああ……久瑠間学園の…1年生…なんだ…」
「えっ…」


 久瑠間学園っという言葉を聞いて、穂乃果ちゃんの顔が少し険しくなる。

 実は最近の久瑠間学園の評判は悪くなっている。最大の理由は転生者が好き勝手に振る舞い、それに興じて他の生徒も暴れたりしているからだ。元々は良くも悪くもないといった所だったが、転生者が入って来た事でこんなにも酷くなるなんて、正直言って予想外だった。


「おはよぉー、穂乃果ちゃんっ」
「お母様から聞きましたよ。貴女また他人に迷惑を掛けたそうですね」
「あ!ことりちゃん、海未ちゃん!」




 ことりちゃん…海未ちゃん……って、まさか…?

 俺は現れた穂乃果ちゃんの友人2人の方を向いた。間違いなく、ラブライブ!の登場人物である南ことりと、園田海未だった。そして俺と目が合った海未ちゃんが驚いた顔をする。


「あ、貴方は…あの時の!?」


 俺は以前、海未ちゃんをロイミュードの手から救った。彼女はその事を覚えていたのだ?????







 _______________________







「あの時は本当にありがとうございました」

 海未ちゃんが正座をして、俺に深々と礼をする。

「貴方が居なければ、私はどうなっていた事か……この御恩は一生忘れません」
「そんな大袈裟な…俺は当たり前の事をやっただけだよ」


「へー、タカユキ君が海未ちゃんの言っていた、命の恩人だったなんてびっくりだね」
「そうだねぇ。でも私はあの話が本当だった事がびっくりだなぁ」
「だから何度も本当だと言ったじゃないですか」


 海未ちゃんが2人を怒った様に見る。どうやら今日の今日まであの時の事は嘘だと思われていたらしい。まぁ、怪物に襲われたなんて話、信じろって言う方が難しいもんな。


「そういえば自己紹介がまだでしたね。私は園田海未と言います。音ノ木坂学院の1年生です」
「私は南ことりです。私も穂乃果ちゃん、海未ちゃんと同じ音ノ木坂学院の1年生ですっ」
「俺は江本タカユキ。……学年はみんなと一緒で、高校は……久瑠間学園…」


 ううぅ……学校名を言うのがこんなにも恥ずかしいと思うのは21年+16年で初めてだ……。
 ……ってか思ったんだが俺、年齢足したら37なのか…アラフォーとか…とんだオッさんじゃないか……


「驚きました……。久瑠間学園にも貴方の様な立派な殿方が居ただなんて」


 へっ?


「穂乃果も最初聞いた時は少し驚いたけど、海未ちゃんの話を聞いたら、タカユキ君は良い人なんだ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ