第1部
カザーブ〜ノアニール
故郷にて
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ご一緒しません?」
「まあ、それは素敵ですね。ぜひ参加させてください。娘も連れてきても構いませんか?」
ラフェルさんの申し出に、私は快く了承した。結果、ラフェルさんは娘さんだけでなくだんなさんや隣のおばさんまで連れてきた。
「おやまあ、コーディさんちの奥さんまでいらっしゃって!! さ、狭いけど入って入って!!」
ユウリたちだけでもかなり窮屈だったのだが、ラフェルさんたちが加わったことでさらに部屋が狭くなった。しまいには我が家の騒ぎを聞きつけてきたのか、全然知らないおじさんまでいつの間にか参加してしまい、さらにおじさんが持ち込んできた高そうなウイスキーをシーラがほとんど飲みつくし、場は夜更けまで大騒ぎとなった。
私は家にいるという安心感や満腹感、さらにこの騒がしくも暖かな雰囲気にいつしか酔いしれて、そのままゆっくりとまぶたを閉じてしまった。
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