暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第27話『新たな敵!その名はドラゴンロード』
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
これまでの、仮面ライダーディロードは─
「雅国家象徴、そろそろお嫁さん探しは初めていますか?」
「フェイト、ここにいたら何があるか分からない。ここから脱出するぞ!」
「確かに、今の僕では、お前たちを倒せない!だが!やがて力をつけ、お前たちを倒す者の名を聞け!僕の名は凪風雅!装填の守護者、いや!仮面ライダーディロードだ!変身!」
「感謝だなんて、大袈裟だよ。」
「一緒に過ごそう。チームディロードや、監視対象とか、そういうものを捨てて。これは、クロノ刑事やリンディ長官達の考えではなく、凪風雅として、フェイト・T・ハラオウンさんに言いたい。」

装填の守護者、ディロード。幾多もの世界を救い、その心は何を思う─

雅の婚約速報はあっという間に次元保護国中に広まる。
「国家象徴、おめでとうございます!」
「お幸せに!」
雅が歩く度に声援が聞こえる。
「これは、恥ずかしいな…」
【ATTACK RIDE-WARP-】
雅は照れるようにワープを使って移動する。
「失礼します。」
雅はリンディの所に行き、チャイムをならして入る。
「あら、いらっしゃい。」
リンディとクロノは座って待っている。
「それじゃあ雅、一緒に行こうか。」
フェイトが玄関に来て、雅とフェイトは部屋に入る。
「それで、本日はどのようなお話ですか?」
リンディは聞く。
「本日お二人の所に来ましたのは他でもありません。お義母様、お義兄様、娘さんをいただきたく思います。」
雅は頭を下げる。
「頭をお上げください。フェイト、話があります。」
「はい、義母さん。」
「あなたももう一人で生きていける年です。今日までは引き取り人として、あなたの母として接してきましたが、それも今日までです。あなたを、ハラオウンの籍から外します。今日からは再び、テスタロッサの人間として、生きていきなさい。もちろん、雅さんの件は私も、クロノも賛成しています。ですが、雅さんの未来を考えますと、これが一番幸せな選択です。」
「…解りました。今まで家族として私に接していただき、ありがとうございました。リンディさん、クロノさん。」
フェイトは、リンディの気持ちをくみ取り、納得する。
「なので、雅さん。フェイトさんをよろしくね。一応、保護者としての最後の甘やかしとして、式場とドレスの用意だけはしておいたわ。」
「ありがとうございます。フェイト、これからのことを考えるために、一度僕の家に戻ろう。」
「うん。」
雅とフェイトは国家象徴宅に向かう。

「出て行く!?」
「はい。」
国家象徴宅に戻ってきた雅達に、圭一、沙都子、梨花、羽入は言う。
「正しくは、出て行くというより本来の家に帰る、だけどね。」
「雅さんは、これからフェイトさんと幸せな暮らしをなされるのですから、私達は去
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ