第五話 賞金頸になりました
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、言葉の比喩や、実際はだいだらぼっちはんに、天狗の隠れみの着て貰うて、千切って投げて貰ってるだけや』
『だいだらぼっちまで、このちゃんが益々人間離れしはった』
ちいちゃん、それはあんまりや、うちは、か弱い9才のお姫様やで。まあ端から見たら二十代の絶世の美貌の金髪女性が、鬼神兵相手に無双しとる様にみえるわな、しかしこの姿、月詠いうより葛葉刀子はんにソックリやな、月詠が育つと刀子はんにソックリになるんか、あの二人血縁関係あるんやろうか?実は月詠は刀子はんの隠し子やったりしてな。
さて、だいだらぼっちはんにばかり任せても気の毒やから、うちも攻撃や。
取り出したのは韓国の500ウオン硬貨、普通なら此奴を羅漢銭の要領で弾き出すんだやけど、いくら何でもMMの連中には勿体ないので、右腕に高電圧を這わして、投げた500ウオン硬貨を高温高電圧でプラズマ化してシュートや。
「電磁砲!」
超音速でプラズマ化した500ウオン硬貨が敵戦艦の動力炉を一発で貫通破壊や。あの話のレールガンやと弾丸マッハ3で撃ち出すんやけど、うちのは違ごうて、ほんまのプラズマレールガンやで。無論速度はダグラムのリニアガンの様によけられるほどの速度やあらへん、9km/sほどやから、よけることも出来へんで。
「敵から砲撃です」
「魔法障壁と物理障壁があれば、あんな攻撃など」
「直撃、戦艦クリシュナ機関部被弾、軌道レベルを確保できません!」
「馬鹿な、障壁が効かないと言うのか!」
「第2波来ます!」
「うわー!!」
どやどや、連中慌てとるわ、何と言ったって、うちの術式書き込んだ500ウオン硬貨や、プラズマ状態でも術式が生きて魔法障壁と物理障壁をスルーやから、そのまんま機関部を滅茶苦茶に破壊やで。
その後も無双しまくった挙げ句に、敵艦隊を全滅や。
あーすっとしたで、まあちいちゃんは、終始大口開けて驚いておったけどな。
家へ帰って来て、数日後にマホネット見たら、賞金額がおもろいほどにあがっとったわ。
「ちいちゃん、凄いで、写真入りで賞金頸や」
「うわー。とうとう其処まで」
ちいちゃんは心配性過ぎや、もう少し気合い入れにゃあかんで。
「東方不敗マスターアジア、生死を問わず。6億$や、闇の福音の100倍、新記録やで!」
あまりの額にちいちゃん、精神が遠くへいってしもうたな。
「おーい、ちいちゃん、安心せいな、謎のハイレグは1000万ドルから動いてないで、此なら安心や」
「安心できへん、このちゃん、止めないの?」
「悪が滅びるまでは続ける予定や、ちいちゃんは、留守番していた方が良いよ」
「そうはいかへんで、うちが居ないと、このちゃんは何するかわからへん」
「そんな無茶はせいへんで、精々グレートブリッジ
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