068話 文化祭編・開催3日目(03) ネギパーティ、始動と失格弾
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影されていく。
次第に人の姿が映し出されて行って、そこには巨大な超の姿が映し出された。
『苦戦しているようネ。魔法使いの諸君』
それで3−Aの生徒達は突然の超の登場に驚愕の顔をしていた。
それでも超の演説は続いていく。
『私がこの火星ロボ軍団の首領にして、悪のラスボス。超鈴音ネ。
前半の君たちの活躍には目を見張るものがあったヨ。さすがに麻帆良生徒達はタフネスネ。
それに私は敬意を表して、少し本気を出そうと思う。
やられても復活ありなんて生易しいとは思わんカネ?
だから、少し考えた結果、追加ルールを設置することにしたヨ』
その新たなルールという単語にそこ等中で聞いていた麻帆良生徒達は聞き逃さんとばかりに耳を研ぎ澄ませる。
超は一発の銃弾をその手に持って、
『この銃弾に当たると即失格。おまけに工学部の表には公表されていない新技術で当たった瞬間には速攻で負け犬部屋に強制搬送。この楽しいゲームが終わるその時までグッスリ寝ていてもらうことにしたヨ』
そんな超の厳しすぎる新ルールの設置に、しかし麻帆良生徒達は逆に燃え上がっていたりする。
―――――そのくらいの逆境がなんだという?
―――――その程度の困難、乗り越えてこそ麻帆良魂だろ?
―――――俺達の魂にさらに追加の炎を付加してくれるのかい?
『ゲーム失格よりもこの学園祭のクライマックスを強制就寝で過ごすは大変なペナルティと思うがどうカ?フフフフフ…………どうカナ? スリル感が倍増しただろう。麻帆良生徒達がこの程度で音を上げるとか考えにくいネ。それとも、弱気になって棄権をしても別に誰にも咎められないヨ。私はそこまで無慈悲ではないからネ。
ちなみにここで君たちに耳よりの悲報をお届けしよう。
ここぞという時の頼りである君たちの頼みの綱のヒーローユニットはすでに私の部下がほぼ始末したネ!
…………まぁ、まだどこかに潜伏はしていそうダガネ。
そうそう、手を貸せるかは別としてまだデスホークさんは生きているかもしれないヨ?』
その超のわざとらしい説明に、わずかな希望が生徒達に湧いてきた。
あのスクナもどきを一撃のもとに叩き揉めした士郎なら生きていていつか手を貸してくれるかもしれない、と…。
『多少のイレギュラーがあっても私は寛容だから目を瞑ろう。
さて、しかしもう後は自身の力のみで戦うしかない。私の火星ロボ軍団に果たして君たちは勝てるカナ? 諸君の健闘を祈ろうとしようじゃないか!
―――――あ、それはそれとして、ちなみに今回のロボ軍団はすべて麻帆良大工学部と『超包子』の提供でお送りしているネ♪「世界全てに肉まんを」超包子をこれからもどうぞ御贔屓にネ!』
演出らしく肉まんの
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