暁 〜小説投稿サイト〜
剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
068話 文化祭編・開催3日目(03) ネギパーティ、始動と失格弾
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
狙撃される反対側に隠れる事ができたが、弐集院とココネは跳弾という高等テクによって敢え無くその場から退場してしまった。
美空の「ココネー!?」という叫びが木霊する。

そしてなにも魔法使いに限定した話ではない。
生徒達もロボ達が放つガトリング銃によって当てられてしまったたくさんの生徒達は姿を消していってしまっている。




アスナ達は突然の事になんとか平静を保ちつつも、

「今のは強制転移魔法だ。どこかに飛ばされたんだろうね。死んではいないはずさ」
「そ、そうっすか……」
「でも、せいぜい3qがやっとだというのに意味が……」
「その通りネ」
『ッ!?』

突然会話に割り込んできた声に全員が戦慄する。
その声の主は悠々と歩いてくる超の声であったからだ。

「3qなんて、面倒くさい事はしないネ。やるなら盛大に、かつ派手に、そして大胆に……そう、3時間先だったら、どうカナ?」
「超 鈴音!!」
「超さん!」

それで構えるアスナと刹那。
超はご丁寧にバレてもさして問題ないと言わんばかりに説明をした。

「……だが、戻てきたはいいが、この作戦にはさすがの私も驚かされたネ? ネギ坊主が考えた作戦なのダロウ? 今はどこに…?」
「ネギはいないわ!! あんたは私が今ここで倒してやるわよ!!」

そう啖呵を切ったアスナであったが、

「そうカ。まぁ、相手にはなるヨ。刹那サンに関しては昨日の二の前にナルと思うがネ」
「ぐっ……」

昨晩に一方的に避けられ続けた事を思い出し苦い顔になる刹那。
だが、今ここで彼女を止めなければ大変な事になるのは自明の理。
勝てずとも!そんな思いで戦いに挑んでいったが、やはり結果は変える事が出来ずに、まずはアスナ、次に刹那がやられて、歴戦の勘でなんとか耐えているタカミチだけになったが、超の世界を変えた後の話を少しずつ聞かされていき、心が揺らいでいるタカミチに、超が最後の一手を放つ。

「どうカナ、高畑先生。私の仲間にならないカ?」
「ッ!」

それで盛大に動揺してしまい、その隙を突かれて時間跳躍弾を食らってしまい、タカミチも敢え無くその場を退場してしまった。
消える間際に、

(すまない……みんな。士郎、あとは頼んだよ…!)

そう考えていた。
その後に気絶しているアスナと刹那も退場させようとした超だったが、戦力に数えていなかった美空の力もありなんとか逃走を許してしまい、

「美空か。まぁいい。どうせもうなにもできん…」

そして超もその場から姿を消した。








場面は戻って戦場では時間跳躍弾に当たらないために物陰に隠れる生徒が多数いた。
痺れを切らして出ていこうとする生徒もいたが、そこでなにやら空にグラフィックが投
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ