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俺、リア充を守ります。
第一章「参戦!新戦士テイルドラゴン!」
第1話「参上!新たな戦士」
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「なんだと!?」

 不味いな……。奴ら、エレメリアンに取り憑くつもりだ!

『急げ、時間がないぞ!』
「分かった!フルスロットルで急行する!」

 □□□□

 

 数分後 都内ビル街

「ブレイザー!ブレイドォォォォォ!!」
「グゥゥゥゥゥ!!」
「ウェイブランス!!」
「ガァァァァァ!!」

 炎の剣と荒波の長槍、赤と青、二つの刃が、コブラ型エレメリアンの体を切り裂く。

 その日出現したエレメリアン、煙草属性(スモーカー)のコブラギルディは煙幕に紛れてアルティロイドと供に、左腕に装備された小型キャノンで射撃を行う戦法を得意としていた。

 相手の居場所がわからず、探しているうちに狙撃されてしまう。シンプルだがあいつらからは攻撃し放題だ。

 しかも煙が目に染みて涙が出てくる。俺たちは防戦一方だった。

 だが、トゥアールの機転で、レーダーの範囲を俺たちの周りに絞り込み、コブラギルディの位置を把握できるようになった俺たちは指示された位置に攻撃を叩き込み、煙幕から抜け出して今に至る。

 攻勢は逆転し、コブラギルディは追い詰められていた。アルティロイドはもう全滅し、あとはコブラギルディのみだ。

「オーラピラー!!」
「う、動けん!」
「食らえ!完全開放(ブレイクレリーズ)!!」

 オーラピラーで動きを封じ、ブレイクレリーズの構えをとる。

「グランドォォォォォ!!」
「エクゼキュートォォォォォ!!」

 いつものように俺はブレイザーブレイドから炎をあげさせながら突っ込み、愛香は荒波を纏うウェイブランスを投擲する構えをとる。

『総二様!愛香さん!ちょっと待っ……』

 通信機からトゥアールが叫ぶ声が聞こえたが、もうブレーキは効かない。

だが──、必殺の刃がコブラギルディを貫くことはなかった。

ブレイクレリーズが命中する直前、オーラピラーに動きを封じられたコブラギルディを()()()()()()()()()()()()()()()

「うおおおォォォォォ!!」

 雄叫びを上げると、コブラギルディは自力でオーラピラーを破り、その身を震わせた。

「何ッ!!」

 動揺した俺の身体に、コブラギルディの右腕から正拳突きが叩き込まれる。

「ぐぁぁぁぁぁ!?」
「レッド!!」

 間髪入れずにテイルブルーの背後に回り込むと、コブラギルディはゼロ距離で、左腕の小型キャノンが発射した。

「きゃぁぁぁぁぁ!!」
「ブルーッ!!」

 俺の方に飛んできたブルーをしっかり受け止める。

「な……何なのよアイツ……。いきなり……強く…
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