暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第25話『二人の思い出』
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もそれって、戦うからでしょう?私たちは雅を助け出したいの!」
「その時も、みんなはそう言って、何も出来なくて、結局完全覚醒したディロードドラゴンと戦い、そして僕の目の前で僕によって殺された。もう時間が無い!今ディロードドラゴンを倒せば、みんなと、僕が救った世界は守られる!頼む!僕を邪悪な怪物にさせないでくれ!」
「もう…手遅れだ……みんなの世界を…これ以上傷つけたくないのに……」

「だけど…」
フェイトは思い返す。

「雅、ごめん!」
[jet zanber.]
「ッ!みんな、もしかしたら、雅を救えるかもしれない!」
フェイトは希望を見出す。
「本当かフェイトちゃん!」
「うん。まず、誰かディスペアドライバーを出して。」
「わかりました。」
【SUMMON RIDE-DESPAIR DRIVER-】
羽入はディスペアドライバーを召喚する。
「それから、私達で全力でディロードドラゴンの左腕を破壊して、雅の左手を自由にさせる。あとは私がディスペアに変身すれば、きっと雅を救えるはず。すぐに始めよう。」
「オッケー!」
【FORM RIDE-OOO TAJADOL-】
「わかったわ。」
【FORM RIDE-FROZE MAGNET-】
「スプライトザンバー!」
【FINAL ATTACK RIDE-O O O OOO-】
【FINAL ATTACK RIDE-FRO FRO FRO FROZE-】
「雅、ブレイクディスペアで行くよ!」
〔ブレイク!〕
「あ、ああ!」
〔ディスペア!〕
「「変身!」」
〔ブレイク!ディスペア!〕
“フェイト、ありがとう。”

「フェイトのおかげで、僕は戻ってこれた。あの時は、ありがとう。」
雅はフェイトの手を掴みながら言う。
「大袈裟だよ、雅。私達、友達だよ。」
フェイトはそう返す。二人の回想は終わらない。
to be continued.

次回、仮面ライダーディロード
「確かそれから、この世界に奇跡が起きて…」
「あの時は、ここがこんな風になるとは思っていなかったよ。」
「だけど、雅は…」
「あの時は、もう手段がなかった。」
「雅が帰ってきて、本当に嬉しかった!」
次回『溢れる思い出』希望を紡いで、全てを救え!
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