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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第25話『二人の思い出』
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に反することではあるが、今は非常事態だ。よって、今をもって雅を凪風流十七代目当主に継承させる。さあ、頭首はお逃げ下さい。あとは我々にお任せを。」
龍道は雅を裏口から逃がす。しかし、雅は立ち止まり、
「父よ、無礼をお許し下さい。」
【-DELOAD-】
「変身!」
「大ショッカー!お前達の悪事もここまでだ!」
「何!この世界に戦士は居ないはず。貴様、何者だ!」
「僕はこの世界を救う装填の守護者、ディロード!」
「そういえば、旅を始めた頃は、まだ仮面ライダーじゃなかったんだよね。」
「ああ、そうだった。」
【-WARP-】
雅達はワープする。
「ここは、チームディロードを結成した…」
「古手神社の境内だ…」
「みんな、よく聞いてくれ。大層な事を言っていたが、今の僕では大ショッカーを倒せない。だから僕はこれから別の世界へ渡る。そして、力を取り戻して大ショッカーに挑む。そうすれば、世界は元に戻る。みんなは、僕の旅に協力してくれるか?」
「俺達が生きていれば、世界は無事なんですか、雅さん!」
「ああ。」
「なら、俺達の考えはただ一つだ!」
「俺達は雅さんの旅について行きます。ここに居るより、俺達が生き残る方が重要ですから!」
「そうか。なら決定だ。今から僕達は、世界の希望を紡ぐ装填の騎士団、チーム・ディロードだ!」
「お前か、地獄大使を倒したって奴は!」
「ああ!その通りだ!」
「どうせ死ぬ前だ。名前くらい聞いてやる。」
「確かに、今の僕では、お前たちを倒せない!だが!やがて力をつけ、お前たちを倒す者の名を聞け!僕の名は凪風雅!装填の守護者、いや!仮面ライダーディロードだ!変身!」
【-WARP-】
「でも、そのディケイドの正体は、雅の弟、流夜だった…」
「…ああ。そして、流夜を僕は…」
ディケイドとの決戦の地で二人は呟く。
「ちっ、やっぱり兄貴もカード補充の為に変身を解除したか。」
「流夜、どうしても 避さけられないのか。」
「当たり前だ!邪魔な大ショッカーも消えた。俺を否定した奴らも殺した。後は兄貴、お前を殺せれば全てが俺のものだ!」
「…父上が言っていた流夜は凪風ではないという意味。理解が出来た。」
「雅、本当に戦うの!?」
ディケイドライバーさえ破壊すれば、きっと大丈夫だ。
「行くぞ、変身!」
【KAMEN RIDE-DECADE-】
【KAMEN RIDE-DELOAD-】
「ディケイド、この世界で決着をつけて見せる!変身!」
「まずはこいつだ。」
【FORM RIDE-AGITO BURNING-】
「なら!変身!」
【CHANGE RIDE-J SPIRIT-】
「なんだ?アギトが相手だからそれに変身したのか?」
「そんなくだらない理由な訳ないだ
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