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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第25話『二人の思い出』
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あ警護の仕事もあるから普通か。」
雅は納得している。
「似合っているわよ、フェイト。」
「恥ずかしいよ、義母さん…」
フェイトは、自身の着ているドレスを見て言う。
「あれ?雅の反応?でも、雅の家だし、当たり前だよね。」
フェイトは納得し、
「それじゃあ、扉を開けるわね、フェイト。」
「それでは、扉を開けます。」
リンディとクロノは扉を開ける。
「えっ、雅?」
「フェイト!?どうして?」
「それはこっちのセリフです。どうして雅がそこにいるの?だって、今日は私のお見合いだって…」
「僕だって、クロノ刑事達からお見合い相手の紹介だって言われて…」
雅はフェイトの言葉に返し、
「クロノ刑事、リンディ長官、どういうことですか!」
リンディ達に質問する。
「見て分からないかしら?今目の前にいる人が、貴方達のお見合い相手ですよ。」
雅の質問にリンディは答える。
「あとはお二人で…」
エイミィもにこやかに言う。
「フェイト、ここにいたら何があるか分からない。ここから脱出するぞ!」
雅はフェイトの手を握り、ディロードライバーを装着する。
「う、うん!」
【ATTACK RIDE-WARP-】
「とにかく、どこか落ち着ける場所に!」
雅とフェイトは国家象徴宅からワープする。
「ここって…」
フェイトは目の前に広がる一人部屋を見て呟く。
「ここは、僕の住んでいた部屋だ。思えば、全てはここから始まった…」
「我を呼ぶのはお前か?」
「なるほど、本物だったのか。」
「願いを叶えるらしいが、その前に何らかの代償はあるのか?」
「用心深いな。もちろん願いに釣り合う対価を失うことになる。かつて、全ての世界を破壊する力を求めた男は記憶をなくし、いくつもの多元世界をさ迷った。当然、その程度の代償はついて来る。だが、本来は叶えられない願い。それくらいはどうともないだろう。」
「なるほど、なら僕の願いは決まった。僕は、この世界に居たって自分の実力の所為で虐められ、もう限界だ!だから、別の世界に行く力が欲しい。そして、そこで友を作りたい!」
「先程の内容を聞いてもなおそれを求めるか。ならば良かろう。この堕天一族のバァルの名の下に、この少年の願いを叶えよ!」
「それはディロードライバー。使用者を装填の守護者ディロードに変身させる物。カードを読み込ませることで戦う力を使える。現在はカードは10枚程度だが、その中の撮影機能を使えばカードは増える。ではさらばだ。装填の守護者ディロード!」
「何故!どうして大ショッカーが!?」
「まったく、この世界の人間は弱すぎる。俺に簡単に褒美を与えようとしているのか?それにしても今殺したこの女はつまらなかったな。何が『兄と父の道場を守る』だなど、俺には関係無い事なのに。」
「雅、本来は戒
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