066話 文化祭編・開催3日目(01) 対策会議
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につけた。
さらにはこのか達の説明によって判明した超の情報を魔法使い達に学園長が中心になって話していき、さらには魔法使い達の役割なども話していく。(ネギの考えだとは敢えて告げずに。明石教授などはネギの案だと薄々気づいていたようであるが……)
「さて、諸君。事は一刻を争う。全力でこの作戦に当たってくれい!」
『ハッ!!』
…………そうして、噂はだんだんと伝播していき、参加するという一般人の数が次々と増大していく中で、
士郎は赤原礼装のフル装備になって、いつか来るであろう時に備えてランサーとイリヤと並んでいた。
「シロウ。いいわね? 私に何かあっても気にせずに戦ってね? ランサーにあの謎のエミヤも任せるつもりだから」
「しかし、いいのかね? あれは俺が本来相手をしないといけない相手だろう?」
「まぁ、そう言うなや。俺に任せておけよ」
「なぜか妙に疎外感を感じるのは俺の気のせいか?」
それで士郎はやはり自身がいなかった時にこのか達になにかを聞いたのだろうと考えていた。
それとイリヤが来ている見覚えのないコートに目をやって、
「それと、そのコートはどうしたんだ、姉さん? それもなにやら魔力を感じるが、どちらかというと呪詛が込められているようだが…」
「シロウは気にしないの! シロウはおとなしくセツナ達を手伝ってあげなさい!」
ビシッ!とイリヤに指を向けられた士郎は「やれやれ」と思いながらも、「了解した」と返事をした。
そして、ついにその時が来たのだろう。
湖の方から次々と田中さんという名の機械兵士が現れたのは…。
「姉さん! では行ってくるぞ!」
「ええ!」
それで士郎は干将莫邪を構えながら疾駆していった。
別の場所では、
(ふふふ……なにやら騒がしいが、私の目的であるランサーの令呪ともどもあの衛宮士郎やイリヤスフィールも葬るとしようか…)
コトミネは静かに動き出した。
今から未来の情報を得たイリヤとランサーの手によって逆襲されるとも露知らずに…。
こうして、世界の命運をかけた一大決戦の火蓋は切って落とされたのであった。
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