第六章
[8]前話
「この百貨店に住んでるみたいよ」
「えっ、そうなんですか」
「この百貨店のラーメン屋さん札幌ラーメンでしょ」
「そっちの系列ですね」
「北海道に本社があるお店が出してるから」
その店をだ。
「うちの百貨店と契約して」
「いつも繁盛してますよね」
「今回のフェスタにも協力してくれているけれど」
「そのお店があるから」
「この百貨店に定住しているらしいわ」
「そうなんですね」
「そう、それでね」
美里は山縣に微笑んでさらに話した。
「これといって驚くことも不安に思うこともないから」
「守り神だからですね」
「それでね」
「今は、ですね」
「お仕事をやっていきましょう」
今はというのだ。
「そうしていきましょう、それでフェスタが終わったら」
「打ち上げで、ですね」
「居酒屋に行って」
そうしてというのだ。
「北海道の幸を楽しみましょう」
「海の幸に山の幸にですね」
「どれもね」
「いいですね、それって」
「スタッフの打ち上げの場も用意してくれてるから」
「お店ですか」
「道頓堀の北海道の食材出してくれる居酒屋さんよ」
打ち上げの場はそこだというのだ。
「そこでやるから」
「だからですね」
「そこで楽しみましょう」
「わかりました、じゃあ今は」
「頑張っていくわよ」
「そうしていきます」
「コロボックルも見守っていてくれてるから」
美里は笑ってこのことも話した、そしてだった。
山縣に色々と教えつつ仕事をしていった、そうしてフェスタが無事に成功に終わった後で彼と共に北海道の幸を食べ酒を飲み心ゆくまで楽しんだ。
大阪のコロボックル 完
2020・1・27
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