暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
仲間
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後私たちは自由時間ということで時間を設けられた。
円堂くんは鉄塔へ。木暮くんは春奈ちゃんとイナビカリ修練場へ。
私はみんなのお見舞いで病院へ行った。
でも、私より先に円堂くんお見舞いに来てたみたい。
やっぱり仲間思いのいいキャプテンだなぁ…。

みんな体調はだいぶ良くなったみたい!
むしろすっごい元気で早く復帰してエイリア学園と戦いたいって!

「やっぱり仲間っていいよね…!」

私はお見舞い帰りで河川敷の水辺を散歩していた。

半田くんも言ってたなぁ。
「仲間の元気は俺の元気!だからあと1週間もっと強くなって見せる!」って円堂くんが言って出て行ったって。

「ふふっ…!」

円堂くんが言った言葉に少し吹き出してしまう。

「仲間の元気は俺の元気…か…、お兄ちゃんも言いそうだな…」

円堂くんの言葉で口元が緩んだが、お兄ちゃんのことを考えると胸が痛くなる。

「…お兄ちゃん」

水辺を眺めながら、ふと思う。

「私を助けてくれたエイリアの人って誰だろう…」






少し時間は戻り真帝国学園戦後。

「いいか円堂。天空橋には絶対に言うな」

黒薔薇は円堂に話す。

「でも!もしかしたら雷藤かもしれないんだぞ!!」

「お前の気持ちも痛いほどわかる!」

「ならっ!」

黒薔薇は円堂の肩を握り話す。

「あいつは…天空橋は雷藤のことが本当に大好きで心配なんだ!もし、俺らが雷藤かも知れないと話せばあいつは1人でもエイリアに向かうかもしれない!そんな危険な真似…絶対にさせたくないんだ…!」

「黒薔薇…」

「円堂。あいつの正体は正確には俺らにもわからないが…、少なくともみんなの前ではこの話は伏せよう。俺ら2人の秘密だ」

「…ああ。わかったよ…」






「考えても仕方ないか…!あれ?グラウンドの方誰か居る?」

私がグラウンドに向かうとそこには練習に励む雷門中のメンバーがいた。


「よし一之瀬パスを回せ!」

「塔子!」

「栗松!」

「壁山!」

私もそんなみんなのもとに駆け出す。

「ふふっ、待って!私も加わるよー!」

仲間っていいな…!
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