第7話
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た。
「自分のポイントが2410ポイント。とりあえずは1回目だし、自分と同じ弧月がいいな。ポイントはお、2730か・・・・この人にするか」ポチ
『マップは市街地A、C級ランク戦スタート』
言葉と同時に転送され、相手と向かい合う。
「お、もしかして。今日入隊の人か?んじゃあ先輩の洗礼見せてやるよ」
「・・・お手柔らかに」
相手が突っ込んできた。
それをサッとよける。時には受け太刀しながら。
「(うん、攻撃は単調。この人はノリでどんどん攻めるタイプの人だな。そういう人には・・・)」
今度は受け太刀していた弧月をそのまま流し相手のバランスを崩す。そしてそのまま胴体を切り裂いた。
『勝者、神崎』
「うん、今度はもう少し自分から攻めてみるか。」
海斗は初勝利にも冷静だった。
「よし、次の対戦は・・・・・」
3試合目を全員で見ている最中だ。
海斗が常に分析しながら戦っている分、訓練1位とは思えないくらいのスローペースで試合が展開されているが奈良坂を筆頭としたB級部隊以上のメンバーはそれを弱いとは感じなかった。
「相当分析しているな、彼」
「そっすね。」
「でも、周りのC級は期待外れとか思ってそうだけどねー」
「まぁ今までの順位とかスピードが桁外れでしたからね。」
「神崎をなめてみるといつか絶対痛い目を見る、てか見ろ」
「そうだな」
「「(お前らは神崎(先輩)のなんなの(んですか)?」」
周りが突っ込むのと同時に驚いてもいた。奈良坂は普段から狙撃手訓練場でも常に一人か若しくは弟子に教えるだけで三輪隊以外とは一緒にいるタイプではない。辻にしても二宮隊のメンバー以外とは一緒にいるところをあまり見ないからだ。それが入隊式の付き添いをしたり、防衛任務後真っ先にC級ブースに行ったり、ましてや悪口を言われて怒るなんて考えらなかったからだ。辻と同隊の犬飼は涙ぐみそうになっていたのはご愛嬌だ。
「でもさ〜この3戦みんなアタッカーだよね。ガンナーやシューターとはやんないのかな。」
今のところ海斗は3戦全てでアタッカーを選んで戦っていた。
「何か考えがあるんじゃないか?神崎には」
犬飼の疑問に穂刈が答える。犬飼、穂刈、半崎とはまだ初対面も終わっていない状態、時枝、奈良坂、辻ともまだまだ短すぎる付き合いだが全員が何か理由があると思っていた。
すると
「あ、ガンナーの人に申し込まれた」
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