第6話
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い時間で倒すほど評価点は高くなる。自信があるものは高得点を目指してくれ!!では各部屋始めてくれ!」
そこから訓練生が順番に戦闘し始めた。
まだまだ出番が来ない海斗は素朴な疑問が口につく
「んー?これって、大体どれくらいのタイムが出せればいいんだ?」
「自分は狙撃手だから何とも言えないが・・・・新人が行っていることを考えれば1分を切ればいいんじゃないか?」
「なるほど、あ、46秒。なら今の人はそこそこできる人なんだな」
「あぁ(まぁお前の方がいいタイムたたき出せると思うんだがな)」
仮入隊時、10秒というタイムをたたき出したことを知っている奈良坂は思ったが口には出さなかった。
海斗の番になれば否でも全員が分かることだと思ったからだ。
まだ、海斗が奈良坂のクラスに転校してきて日は浅いが、すでに心から信頼していた。奈良坂にしてはものすごいことである。
「結構空いてきたな、じゃあそろそろ並んで来ようかな。」
「あぁ、実力出し切ってこい」
そう言葉を交わし、海斗は移動した。
「奈良坂先輩」
「ん?今度は時枝か。」
「さっきは木虎が来たんですよね。」
「あぁ、神崎に何か言わないかひやひやさせられたがな」
「すみません。でも、まだ戦っている姿を見る前なのに見下すような感じではなくB級に上がったら戦ってみたいといっていた。木虎にしては珍しい。」
「なるほどな。木虎の期待に応えられそうだと伝えておいてほしい。」
「!?奈良坂先輩もなんか変わりました?」
「そうかもしれないな。」
「で、彼どのくらいのタイムになると思いますか?」
「さぁな。予測はつかないな。」
そろそろ、海斗の番になりそうだ。
仮想戦闘ブースを動かしているのは諏訪隊である。
「今期の新人、パッとしねぇな。46秒が最高か・・・」
「一時期の新人がすごすぎただけでしょ?黒江が11秒、木虎が9秒、緑川なんて4秒ですよ。そいつらと比べるのはさすがにかわいそうじゃ」
こんな話をしている中、いよいよ海斗の出番が回ってきた。
「じゃぁ、次」
「よろしくお願いします」
「(さて、次の人はどうかな)」
近くでは嵐山が見つめていた。
そして
「!!」
「あ、神崎の出番だ」
「・・・・・」
木虎と時枝、奈良坂が海斗のいるブースを見つめていた
「(仮入隊の時と大きさ、ネイバーの種類は変わらないか)」
弧月を抜き、戦闘態勢に入る
『戦闘、よーい 始め!!』
ト
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