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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
062話 文化祭編・開催2日目(09) 超との対峙、謎のエミヤ?
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? いや、そんなものは感じねぇが…どうした?」
「ああ。まるで俺と同じ姿をしているが外套も黒くなって仮面をつけた俺が現れた」
「「なっ!?」」

それで驚愕の顔をする姉さんとランサー。

「干将・莫耶と偽・螺旋剣(カラド・ボルクU)も使ったことからエミヤなのは確定だと思うがどうにも機械の体らしく、しかし性質はバーサーカーのそれだった」
「リンシェンは、機械でサーヴァントを…エミヤを支配下に置いているって言うの…?」
「とんでもねー嬢ちゃんだな、おい…」

話し合っているとどうやらなにかプレゼントをしてよという言葉を振られてしかたなく俺はまだ消していなかった干将・莫耶を鞘も投影してプレゼントした。

「アヤー、思わぬプレゼントあるヨ。(まさか宝具を貰えるとは思ってなかたネ♪)」

それから超の涙を見るために超が作ったというくすぐり器で無理やり涙を出させられていた。
それと古菲が師匠からもらったという双剣をプレゼントしていた。
そして超の別れの挨拶。

「この二年間は思いの他楽しかたネ。それにこんな会まで開いてくれて…今日はちょっと感動してしまたヨ。
………ありがとうみんな。私はここで学校を去るが…みんなは元気で卒業してほしいネ」

挨拶が終わりそこかしこからワアー!という歓声が上がる。
そして食事中に佐々木が故郷のことを超に問いかけているので耳を傾ける。
どうしても知りたいという皆の要望で超は、

「なんと火星から来た火星人ネ!」

あまりに突飛な言葉に俺は内心こける。
ツッコミに刹那が混じっていたのは新鮮だった。

「いやいや火星人ウソつかないネ。今後百年で火星は人の住める星になる…私は未来からやって来たネギ坊主の子孫ネ」

その一言で生徒達はそんなわけあるかー!とか騒いでいるが少し下がったところで、

「やはり超鈴音は…」
「ええ、そうみたいね」

そして宴会も終了し大半のものが寝こけている中、起きているのは俺、姉さん、ランサー、超、ネギ君、刹那、楓…それと、気配からして綾瀬と長谷川。
長谷川が起きているということはこちら側のことを知ったのだろう。

「連日の徹夜にさすがの3−Aの猛者達も撃沈のようネ」
「さっきの話、アレは本当の…」
「ハハハ、あまりに突飛だと、信じてくれないものネ。…私は、『君達にとっての未来』『私にとっての過去』つまり、『歴史』を変える為にここへ来た。それが、本当の目的ネ」

やはりな…セイバーと感じが似ていると思ったのは間違いではなかったようだ。

「れ、歴史って!?」
「世界樹の魔力を使えば、それくらいのロングスパンも可能ネ。…そんな力が手に入ったら、ネギ坊主ならどうする?父が死んだ10年前、村が壊滅した6年前…不幸な過去を変えてみたい
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