062話 文化祭編・開催2日目(09) 超との対峙、謎のエミヤ?
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ギ君の近くに寄れない俺は高速で思考を展開する。
こいつの相手は手が折れる。
どうする!?
だが超とネギ君の間に刹那と楓が現れてネギ君を守っている。
あちらはあれでなんとか大丈夫か。
「刹那に楓! ネギ君を頼む! 俺はこいつの相手だけで手一杯だ!」
「はい!」
「わかったでござる!」
さて、ではこちらも力を上げていくか。
「属性、付加、“風王” ……魔力、装填――全魔力装填完了!!」
「■■■…ッ!?」
「オオオオオーーーーーッ!!」
風の刃を何度も浴びせて風の魔力を放出させ擬似魔力放出を再現し強化をかけて切りかかる。
奴は何度か持ちこたえるが脅威からしてランサーより格段に下。ならばどうにでもできよう。
だが…、奴は突然背中が機械のように展開し空に浮かび上がった。
空中で停止しなんと弓を構えてその手には、
「偽・螺旋剣だと!? くっ!―――I am the bone of my sword!!」
「■■■―――――ッ!!」
「熾天覆う七つの円環――――!!」
衝突する二つの宝具。
だが、真名解放はされていないのでなんとか防いだが、それでもなんて威力だ!
奴が機械なのかサーヴァントなのか分からないがここまでしてくるとなるともう侮れない。
と、そこに楓の声が聞こえてきた。
「士郎殿、ここは一旦退くでござるよ!」
「了解した!」
俺はそれで剣をいくつも打ち出し弾幕を作り、さらにそれらすべてを爆発させ追撃させないようにする。
ネギ君と楓は先に行ってしまっているので並走して刹那に追いつきながら、
「刹那、いったいどうした?」
「わかりません、ですが今は楓を信じましょう」
「わかった」
そしてある屋上に到着するとそこかしこになにかの気配を感じる。
まさかここで決着をつける気か?
すると追いついてきたのか超が立っていた。
そこに龍宮と茶々丸も現れて戦闘になるかと構えた。
だがそこでネギ君が仲間になると言い出して刹那などは慌てているが楓が待ったをかけ「奥の手を出す」と言い出し一本の紐を引っ張る。
そして現れる3−Aの生徒達と姉さんとランサー。
もみくちゃにされていく超。
「なるほど…楓はこれを知っていたか」
「うむ、彼女にもこのような席は必要でござろう」
「しかし、人が悪いぞ姉さんとランサー。知っていたなら知らせてくれてもよかったものを…」
「まーそういうな。俺達もついさっき知ったようなもんだからな」
「ええ、そうね」
「ところでランサー…」
「なんだ?」
「率直に聞くがサーヴァントの気配はしなかったか?」
「
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