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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
058話 文化祭編・開催2日目(05) まほら武道会・本選開始 その5
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》……魔力、装填(トリガー・オフ)――全魔力装填完了(セット)! はぁっ!!」

風を刃に集めて一閃。
そして放たれるはカマイタチのごとき刃。
エヴァはそれを受け止めている。その間に俺は千剣を急降下させ別荘の屋上に降りる。

「はははっ! なかなか面白い芸をするではないか!ならば…来たれ氷精、闇の精!闇を従え吹雪け常夜の氷雪!」
「ほう…ならばこちらも。I am the bone of my sword(我が骨子  は 捻じれ  狂う)―――……!」
闇の吹雪(ニウィス・テンペスタース・オブスクランス)!!」
偽・螺旋剣(カラド・ボルクU)!!」

即座に投影し真名開放をして放つ。それによって闇の吹雪とカラド・ボルグが衝突した。だがさすがの宝具。すぐにとはいかないが闇の吹雪を食いちぎってエヴァを狙ったわけでもないのでそのままどこかへと飛んでいってしまった。

「ふっ…さすがに宝具には競り負けるか。だがな!」

そこからはもうガチバトル。
別荘を中心に俺とエヴァは魔法の矢と剣を放ちまくり気づけばいつの間にやら別荘は噴煙を上げながら剣山と化していた。


◆◇―――――――――◇◆


その頃、外ではネギ達がいきなり動きを止めてしまった士郎達に首をかしげていた。

「…おいネギ。よく見てみぃ。なにか知らんけどいつの間にか選手控えにイリヤの姉ちゃんたちがおるで?」
「あ、本当だ。それにあれって…」

小声で小太郎にそう言われネギは気づく。
そして全員なにかに集中しているのか動かないでいる。
イリヤと刹那に木乃香は額にカードを押し当てている。
これから分かることは…、

「…小太郎君。たぶんだけど皆さんは夢の世界に行っていると思うんだ」
「夢だぁ?」
「うん。そうと決まれば…千雨さん、ちょっと席を外しますね」
「は、はぁ…わかりました」
「俺も行くで」

一緒に観戦していた長谷川千雨に一言そういって少し後ろに下がり、ネギはアスナのカードを出して、

「僕達も見に行こう。きっとアスナさんも見に行っているはずだからカードを通せば見に行けるはず…!」

そう言ってネギはイリヤが唱えた呪文を唱えた。
そして二人も夢の中へダイブした。
そこで目にした光景は、

師匠(マスター)の別荘!?」
「つうかなんだ!? 至る所に剣が突き刺さって爆炎が上がっているで!?」
「来たわね、ネギにコタロウ」
「あっ…! イリヤさんに皆さん! ということは今士郎さんと師匠(マスター)は!」
「そうですネギ先生。今現在戦っております」
「そうだぜ兄貴。最初から観戦していりゃもっといいもんを見れたのによ。ま、まだ前哨戦みたいなもんだからな。ほんとこの二人で戦争を起こせるって聞いた
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