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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
052話 文化祭編・開催1日目(02) 武道大会開催
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うやくH組である俺のステージも始めたようだな。
そしてふと気づくと集団の中に黒いローブを着て顔隠している女性が一人いるなと思いよく見てみるとその人物は高音・D・グッドマンだった。
ほんとうに参加者が多いなと思ったが一応話しかけてみることにした。

「高音…お前も出場するのか?」
「やはり衛宮先生には気づかれましたか。ええ、少しネギ先生にお灸を据えてあげようと思いまして…」
「ネギ君に? なにかあったのか?」
「はい。その話は後ほど…それより先生も偵察なのでしょう?」
「そうだ。ガンドルフィーニ先生にも許可はもらっているから安心していいぞ」
「そうですか」
「そうだな。では俺が片付けるから高音は打ち漏らしを叩いてくれ」
「いいのですか?」
「ああ、このステージには俺と高音以外は関係者はいないことは確認済みだからな。なぜかロボがいるがな…」
「わかりました。恩にきります」
「よし。では始めるとしようか」

俺は何名か話をしながらも捌いていたので周りには五名くらい気絶しておりそれにより残りは警戒して近寄ってこない。
なのでしかたがないので俺が一歩動いた。途端全員めがけてまるで打ち合わせをしていたのか? と言いたいほどに連携をして仕掛けてきた。
だが踏み込みと速さがまだまだ甘い。強化した腕で左右前方からの攻撃をすべて捌いてカウンターを仕掛けてタカミチほどうまくはいかないが全員に脳に衝撃を与えて各個撃破した。


『おおおおーーーーー! すごいすごい! H組の衛宮士郎選手! 高畑先生同様で先生でありながら大会出場の理由は不明だが『死の鷹(デスホーク)』の名に違わず次々と選手を潰していく! もうステージの上に残っているのは残り少ない!』

朝倉の白熱した実況が響いてきて少しやかましいと思いながらも最後の一人を目に捉えた。
…やはり、あれはロボだよな。
あちらもどうやら俺を敵と判別したらしくいきなり口を開くとそこから銃口が…、って!

「高音、すぐに横に飛べ!」
「は、はい!」

俺と高音がその場を横に飛びのいた瞬間、ロボの口からビームが放たれた。
それに俺と高音は驚き観戦客も声を上げて驚いていた。
そこに朝倉の声が再度聞こえてきて、

『情報が入りました。H組の田中選手は工学部で実験中の新型ロボット兵器・T−ANK−α3。愛称は『田中さん』だそうです。ちなみに他のブロックにももう一体出場している模様…さあ、そんなロボット相手に衛宮選手、いかなる戦い方を見せてくれるでしょうか!?』

朝倉の実況が情報を会場に伝える。つまりあれは茶々丸の兄弟機か。そのような情報を流していいのかと思い観客の反応が気になって窺うが、

「ほおー、ロボットなら納得だ」
「うんうん」
「なるほどー」
「……なんでさ
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