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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
048話 学園祭編・準備期間(04) 超の企みと学園祭前夜
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しようと思ったが学園長に一度引き止められて、

「ネギ君も士郎君もくれぐれも告白されんようにな。特に士郎君はこのかが特に気に入っておるのだからこちらは知っておるのじゃから事前に伝えとくように」
「き、気をつけます」
「それは私が伝えときます、学園長」
「ふむ、任せたぞ刹那君。それでネギ君の方は大丈夫かの?」
「え゛…? いやぁ、大丈夫ですよ!」

その反応に学園長は怪訝な顔をしたがネギ君は思いっきり大丈夫です! といって否定していた。
俺もそこは大丈夫なのか不安になってきたな? あまりに多すぎるからな。



──Interlude



その後、士郎達と別れたネギ、カモミール、刹那、小太郎は誤解もあったが超鈴音を助けるに至る。
ネギの説得もあり追っていたガンドルフィーニ達は今回だけは処分を見送った。
そしてお礼にネギに懐中時計を上げた超鈴音は学園祭前夜の夜、世界樹が光る中、葉加瀬聡美と茶々丸とともに気球船の上に立ちながら、

「ネギ先生達はいかがでしたか―――?」
「うむ。茶々丸のデータやハカセの話で知ってはいたが思たよりも良いやつだたヨ。気にいたネ♪ うまく仲間に引き込めればかなり使えるかも知れぬヨ…しかしネギ坊主以外に注意する者は三人いるネ」
「イリヤ先生にセタンタ・フーリン…いえ、真名をクー・フーリン。そして衛宮先生ですね」
「うむ、茶々丸のデータを見せてもらい彼らの過去を見せてもらったが恐らくこの学園で一番の強敵になる可能性大ネ。
でもネギ坊主同様引き込めたらこれほど心強い仲間はいないヨ。逆もまたしかりで私の目的を知ったら排除してくるかも知れぬが…ま、そんな天文学的数値は期待しても損するだけネ」

一回ため息を吐いた超鈴音は、だが不敵に笑い、

「これからが楽しみネ…」

と、一言だけ告げた。



Interlude out──



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