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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
047話 学園祭編・準備期間(03) 年齢詐称薬の悲劇
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った。
前方からイリヤさんとともに悪の顔をしたエヴァンジェリンさんがとても愉快に笑いながら近寄ってくる。

「ふふふっ…実におもしろい格好をしているではないか? なぁ士郎? いや、今はシホか?」
「そうでしょ♪ シホったら昨晩はとても可愛かったのよ!」
「っ!?」

シホさんはすぐに身体強化を施してその場を逃げようとしたが、

「…知らないのか? 魔王からは逃げられないんだぞ?」
「むぐぅ!?」

エヴァンジェリンさんはどこかで聞いたような某名言を吐きながらなにかしらの力でシホさんの動きを封じて一緒にいた茶々丸さんに捕まえさせてそのままどこかへ連れてかれてしまった。
…………きっと、明日はカモさんの血の雨が降るだろうな…と思いながらもネギ先生達はカモさんに任せて私達はあわてて後を追っていった。

翌日の朝、元の姿に戻り疲労の激しい顔をした士郎さんがカモさんを死ぬギリギリの極限状態まで追い込んだらしい。
そしてイリヤさんに聞くに士郎さんには女性の体を教えてあげたといった危ない会話になったが…
これ以上士郎さんの男性としてのプライドをズタズタにしないためにここだけの話に落ち着いた。



…余談だが、エヴァンジェリンさんに連れてかれた士郎さんはなにをされたのかというと、特に何もされなかったが…あの限定一個限りの詐称薬を茶々丸さんに解析・作成させるために体を調べられたらしい。士郎さんの不幸は終わるのだろうか…?



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