暁 〜小説投稿サイト〜
剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
038話 士郎の聖杯戦争…
[7/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

《いいのだな。だが無理だったらすぐに言え。刹那もだぞ?》
「はいな…」
「はい…」





記憶が再生され、無事に帰る事が出来た士郎さん達は謎のサーヴァントについて話し合いをしていた。
だが、まともな解もできず一度お開きになった後、士郎さんはセイバーさんから真実を知らされる。
大火災の真実と衛宮切嗣の魔術師としての真実の顔を。
そして再度聞かされるセイバーさんの願い。
それで士郎さんは迷った末に前回の聖杯戦争の生き残りである監督役の言峰綺礼を尋ねた。
だが、それでもセイバーさんを救ういい案は浮かばずに結局はやはり聖杯を手に入れるしか方法がないと断言された。
士郎さんはなぜここまでセイバーさんのことを考えてしまうのかと感じその想いに気づいてしまった。
そしてセイバーさんをデートというのは建前で説得をした。

「たとえむごい結末だろうと起きてしまったことを変えるなんてできない。できなかったからやり直しをしたいなんて、そんなのは子供のわがままと同じだ」

と、士郎さんは否定した。だがセイバーさんには結局わかってもらえなかった。
結局また口論になってしまい一度その場で別れた。
…そして時間は過ぎ、いつまでもセイバーさんが帰ってこないことを知り急いで士郎さんは迎えにいった。
お互い謝りはしなかったが一緒に帰る事にした。
だが、帰り道に黄金のサーヴァントが突如として姿を現れた。
士郎さんはセイバーさんをとっさに逃がそうとしてそのサーヴァントに立ち向かったが一瞬で腹部を何かに貫かれて地に伏せてしまう。
セイバーさんもそれで武装し立ち向かったが黄金のサーヴァントはいくつもの剣を呼び出し一撃を防いだ。
そして黄金のサーヴァントは宝具を解き放った。

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)

と、瞬間たくさんの宝具が姿を現し自ら自分の真名を名乗った。

「もっとも古い時代、世界がまだ一つだった頃、すべての財はたった一人の王のものだった」
「まさか…お前は!」
「そう…我が名は人類最古、古代ウルクの英雄王、ギルガメッシュ!」

そして、セイバーさんとギルガメッシュの宝具が解放された。


約束された(エクス)―――……」
天地乖離す(エヌマ)―――……」
勝利の剣(カリバー)―――!!」
「―――開闢の星(エリシュ)……!!」


一度は拮抗したがその圧倒的な力を前にセイバーさんはもろくもやられてしまい、士郎さんも勝利すべき黄金の剣(カリバーン)を投影して立ち向かったがその原型の宝具と言われた剣によって斬り伏せられる。
だが、諦めないで最強のイメージをして投影をした瞬間、目の前に現れたのは黄金の鞘。
セイバーさんとともにそれに剣を差し入れギルガメッシュの第二撃
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ