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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
038話 士郎の聖杯戦争…
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類でセイバーさんをも打ち負かす実力を持っていた。
なんとか間合いを取るがキャスターが突然聖杯ならすぐに降ろす事ができると交渉を持ち込んできた。
だが、遠坂さんはすぐに方法を見抜いて「何人の命を犠牲にしたら?」といった途端、キャスターの顔が愉快そうに歪み士郎さん達も迎撃体勢に入ったがキャスターはすぐにその場を後にした。
消える間際にキャスターは優秀な魔術師なら聖杯を呼び出す生贄になるといってイリヤさんが狙われていると思いセイバーさんに先に行かせた。
屋敷に戻ると妹分という桜さんが横たわっていてセイバーさんが介抱したらしいが、操られていたらしくセイバーさんに破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)を突きつけて桜さんの魔力では契約解除までは出来ずとも切り札をセイバーさんは封じられてしまった。
操られた桜さんの首にキャスターは破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)を突きつけて生贄として人質に取られてしまった。
だから士郎さん達はすぐに柳洞寺に攻め込み隠し通路を見つけ入っていくとその地下にはもう小さいながらも一つの町とも取れる神殿が建っていた。
セイバーさんは待ち受けていたアサシンと戦闘。士郎さんも干将莫耶で葛木と死闘を演じ、遠坂さんは桜さん救出のために一人キャスターに挑んでいった。
そして三者ともに決着がついたが、それでもこの神殿はキャスター自身…切り札も封じられたセイバーさんでは勝ち目はなかった。
キャスターは突然、「アサシンはやられたけどセイバー…代わりに私のものにならないかしら?」と士郎さん達の命を天秤にかけ一種の脅迫をしてきたが、突如として幕引きするような出来事が起こった。
…それはいきなり現れた第8の黄金のサーヴァントの手によって数多もの宝具を撃ちつけられキャスターと葛木は一瞬でやられてしまったのだ。
呆気にとられ気づいたときにはそのサーヴァントはセイバーさんに10年前の話を持ち出し求婚してきた。
セイバーさんはこのサーヴァントを“アーチャー”と呼ぶ辺り第四次聖杯戦争の生き残りだという。






「…八人目のサーヴァントか。奴も士郎と同じですべて贋作なのか?」
《いや、俺もとっさの事で全部を解析することは出来なかったがあれらはすべて本物だった》
「全部だと…? それはありえんだろう。英霊はなにかの宝具をシンボルにしているが奴にはそれらしきものは………いや、すべて本物といったな?」
「…エヴァちゃん、なにかわかったん?」
「なんとなくな。予想はついた」
「さすがね、エヴァ。たぶんその予想は当たっていると思うわ。きっとまた記憶の続きを見れば確信するわ」
「しかし、お嬢様…大丈夫ですか? 先ほどから顔が真っ青です」
「大丈夫や…もうウチは十分士郎さんの過去を見た…やから今更見るのをやめるなんて許されへん
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