037話 別荘での修行とネギの過去
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刹那」…すみません」
「いや、いい。別に気にすることはないからさ。戦場では別に珍しい傷ではないからな」
初めて体を見せたから驚かせてしまったな。
あまり自慢できる傷ではないからな。
そしてまずここはどこなのかという全員一致の質問にエヴァはだるそうに説明をしてやっていた。
それでアスナはまたネギ君の事を心配しだしたが、ネギ君の返答で渋々だが黙っていた。
やはり内緒にしていたのはまずかったようだな。
それからどういう流れになったのかテラスは宴会の場となっていて、さらになぜか俺が料理を作る羽目になっていた。
別に構わないが誰か手伝ってもらえないだろうか?
そんなことを考えているとこのかと刹那が手伝うというのでお願いした。
すると朝倉がベストショットとばかりにシャッターを押そうとしたが睨みで黙殺しておいた。
「ところで士郎さん。なにか武器を作っていると聞きましたがなぜいきなりこのようなことを…?」
「まぁネギ君や姉さんにも説明したのだが皆が南の島に行っていた間に学園長から魔法世界に送った俺の試作の評価がとてもよかったという話を聞いて、近々軍にも配備したいと束の依頼を受けたので同じものを数分作っていたのだ」
「はー、ようわからんけどとても士郎さんて凄い仕事を任されたんやね?」
「そうだな」
そしてどのようなものか刹那が聞いてきたので説明してやったらまた目を丸くされた。
何度も言われたので慣れたが、なんでさ? という衝動は耐えることは出来なかった。
しばらく宴会は続いていたがふと綾瀬がエヴァに「魔法を教えてください」と言っていたが相手が悪い。
即答で「いやだ、めんどい」と言われてエヴァはネギ君にその話をふってネギ君はいいのかと聞いていたがエヴァは投げやり風味に、
「勝手にしろ。私はどうなってもしらんがな。どうせならもうクラス全員にばらしちまえばいい」
「それはさすがにやばいだろ、エヴァ」
「別にいいじゃないか。どうせもう半数以上にはばれているのだから」
「まぁ…そう言われてしまうと俺も姉さんもネギ君のためにばらしたといっても過言ではないな」
「そうね。今思い出すと初日からばれるのはすごいことだったわよね?」
「なに…? そんな早々からばれていたのか?」
「はい…アスナさんに……」
事の成り行きを聞いているとエヴァは爆笑していた。
ネギ君も涙目だったのでしかたなく俺はマグダラの聖骸布でエヴァを拘束した。
だがすぐに抜け出してきた。
男性専用でもあるがすぐに抜け出すとは…魔術回路を起動して緩和させたのか?
「その手は二度も喰らう私ではないぞ、士郎!」
「そうか…ではこれはどうだ?…偽・巨狼束縛し強靭の鎖」
真名を開放した瞬間、俺の足元から幾重もの鎖が
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