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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
036話 衛宮士郎の久々の休日(?)
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これは高級品と一緒に並べても目立つものだろう。なにより篭められている魔力がすごい…」
「切れ味も私のものを上回るかもしれませんね。ですがなにか突起した効果などはあるのですか?」
「当然ありますよ。どうやって作成したかは企業秘密ですが、その作品達は切れ味や強度、使いやすさを今回は重点に置きましたが、最大の特徴は瞬間的ですが魔力的防御を掻き消す効果が付与されています」
「「「なっ!?」」」

…学園長にエヴァと同じ反応だ。三人ともまた目を見開いている。

「まぁ学園長には軍にだけと釘を刺しておきましたから悪用はされる心配はないでしょう。それに…悪用されたときの保険で、そのときには使用者の意思に反応して悪意かそれに連なった感情がわいてくれば一瞬で塵芥となる効果も施しましたからご心配なさらずにお願いします」
「抜かりがないな…。本当に衛宮は将来いい鍛冶師になれるだろうな。もちろん戦闘方面も信頼はしているぞ」
「後で一度試合をさせてもらっても構いませんか?」
「それはやはり学園長から経由してもらっても構いませんか、刀子先生?」
「ええ、構いません」




それから満足するまで工房を見学していったガンドルフィーニ先生と刀子先生は終止笑いながら先に帰っていった。
そして本題があるらしくタカミチさんだけその場に残っていた。

「さて、では士郎君。今更だがあらためて修学旅行の件はありがとう。僕も駆けつけられたらよかったんだけどね」
「気にしないでください。俺もみんなを守れてよかったと今は思っていますから」
「しかし君だけ重症を負ったという話を聞いたから心配したんだよ」
「ははは…まぁあれくらいなら慣れるのもどうかと思いますが大丈夫ですよ。このかの力で回復もしましたし」
「そうか、それならよかったよ。とりあえずお疲れ様、士郎君……いや、もう僕達の仲では堅苦しいかもしれないから士郎で構わないかい?」
「そうですね。では俺もタカミチと呼ばせてもらうけど構わないですか?」
「構わないよ。あ、あと敬語もなしでいいから」
「了解した」

そしてタカミチは祝いに持ってきたらしい一本のお酒を取り出したので少し待ってもらった。
どうしたんだい? と聞かれたけどそろそろ相坂も寂しがっている頃だろうと思い中に入れてやった。

「あ、相坂君。君も一緒にいたのか」
『高畑先生も私の事が分かるんですか!?』
「うん。君達のクラスを前までやらせてもらっていたからね。僕も気づくのには相当苦労したけど…士郎はすぐに気づいたようだね」
「ああ。初めて見た時は目を疑ったが今となっては話し相手にもなってやっている」
『はい。士郎先生、すぐに私のことを気づいてくれたんですよ。だから私とても嬉しかったです』
「そうか、それはよかったね。いつも寂し
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