第5話
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てみて。」
「わかった。トリガーオン」
その言葉を言ったとたん海斗の体は見る見るうちに白い隊服に変わっていった。
「どう?それがトリオン体なんだけど」
「ん〜いつもと変わんない感じかな?違和感全然ない」
「トリガーオンしたことによって神崎の本来の体はトリガーの中に格納されているんだ。ちなみにだけど設定によっては痛覚をオフしたり痛みを設定したりすることもできるわけだ」
「なるほど、なんとなく理解できた。」
「それじゃここからトリオン兵相手に戦ってみよう。」
そういって訓練室の設定をいじりだした。
「これがバムスターだ」
「これがトリオン兵!!」
「神崎は見るのも初めてなのか?」
「あぁ。それにしても大きいな。確かにみんながビビるわけだ」
「だけど、実物はもっと大きい。これは訓練のために小型化してあるものだからな」
「ほぅ、じゃあ早速やってみてもいいか?」
「あぁ、タイム図るか?」
「お願いする。」
そして、訓練室の中に海斗が入る。
「(見た感じ、装甲は分厚そうだ。だけど目に一撃入れられたら相当なダメージを与えることが可能そうだな。)」
「よーい、はじめ!!」
合図と同時にバムスターが口からビームを吐く
それを後ろにジャンプしながら交わした。
「(なるほど、相当無茶なアクロバティックが可能というわけだ。なら・・・)」
後ろの壁をけり、バムスターに向かう。そして地面すれすれから下腹を思いっきり弧月で掬うように切り裂く。思いっきりバランスを崩したバムスターの目にとどめの一撃を加えて消滅させた。
「記録10秒」
「ふう(この記録はどうだったのかな)」
それを外から、見ていた辻は
「(早い!!トリオン兵を見るのも初めてだったはずなのに!!)」
周りにいたおそらく彼と同期になるであろう仮入隊の人たちも大きなどよめきが広がっていた。
「神崎はすごいな!!」
「!奈良坂。間に合ったのか」
「あぁ、それにしてもいいものが見れた。」
訓練室から海斗が出てきた。
「あれ、奈良坂もいたのか!」
「あぁ、辻から連絡をもらってな。」
「そうなのか。10秒というのがどのぐらいなのかわからないんだが」
「10秒はかなり早い数字だ。1分切ればいいほうと言われているらしいからな?。」
「ん?らしい?」
「奈良坂は狙撃手なんだ。だからこういった訓練はしたことないんじゃないか。」
「あぁ、おれは入隊の時から狙撃手一筋だから。こういったのには縁がなくてな」
「なるほど、俺の動きはどうだった?」
「正直初めてなのかを疑うほどよかっ
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