031話 行動を開始した二人の異邦人(前編)
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での戦いを見て魔法使いの戦い方を学ぶならエヴァンジェリンさんしかいないと思ってやってきました!」
「ほう…では私の強さに感動したというわけか。なるほどなるほど」
それならばイリヤのように対等に払える対価などぼーやにはあるはずがないのだからまずは下僕として忠誠を誓わせようとした瞬間、私の魔法障壁が破られて目前には神楽坂明日菜のアーティファクトのハリセンが迫っていたことに気づくのは吹っ飛ばされた後だった。
イリヤも茶々丸も一緒に「はやい!?」と言っているから確かなのだろう。
しかしなんだ本当にこいつ!? こう何度も立て続けに障壁を紙切れのごとくぶち破るとは!
腹いせになんでこんなにぼーやに肩入れするのかとおちょくったらまたハリセンで叩かれた…。
ふ、ふふふ……私を相当怒らせたいようだな。貴様等は知らんようだが私は魔力を操るすべを会得したのだ。
それで魔術回路を起動しようとした瞬間、いち早く気づいたイリヤが私の手を握ってかぶりを振っていた。
それでさすがに私も大人気ないなと頭を冷やした。
するとイリヤが何か思いついたのか、
「それじゃエヴァ。なにかネギに課題か試練でも与えてやったらどうかしら?」
「…そうだな。イリヤのいうことはなかなか断ることもできんし的も得ている。わかったよ。では今度の土曜にまたうちに来い。それまでになにをやるか考えといてやるよ」
「あ、ありがとうございます!」
それからぼーや達は他にも用があるというので早々に家から出て行った。
やれやれ、やっとうるさい奴らが消えてくれた。
っと、それよりなぜ止めたのかイリヤに理由を聞いてみるか。
「…え? どうして止めたかって…? それはエヴァが魔術回路を起動したら血の雨が降りそうだったから」
「表向きの理由はいい。それで真実はなんなんだ?」
「うん。まぁそうなんだけどまだ習っていないからどんなものかわからないけど、エヴァ達魔法使いの魔法障壁はそんな簡単に破れるものなの…?」
「…いや。人によって落差はあるが魔法か気での攻撃を防いで緩和できるほどの力はあるのだからあんな簡単に破られることはまずない」
「そう。それじゃやっぱりアスナにはなにか秘密があるみたいね…」
「そうだな。近衛木乃香と同室の時点でおかしいと思っていたがとんだ隠し玉かもしれんな?」
「そうね。あ、そうそう。話はネギ達が来る前に戻るんだけど魔術回路だけでも根本的に魔力を使うことには変わりないからこちらの魔法は使えるから」
「それを聞いて安心したぞ。感謝するぞ、イリヤ」
「別にいいわよ。教えあうのは私も嫌いではないから」
ふふふ、これでイリヤにあちらの世界での魔術も習っていき士郎にもいずれはあの魔法関連に関してはアンチな宝具『破戒すべき全ての符』で呪い
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