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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
027話 修学旅行編 3日目(02) 二箇所の戦闘風景
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思わず俺は一瞬だが目を瞑ってしまったが、次に目を開けたときには二人は水面の上に浮かび上がっていて刹那の貫かれた傷も塞がっていった。
俺は、おもわず見とれていた。これが力を発揮したこのかの力なのかと。…しかし、同時に助かってよかったと安堵の息を吐いた。
それで安心した俺はすぐに行動を起こし屋上に残された姉さんをうまく回収し地面に降ろした後、姉さんに本山で合流しようとだけ伝え先にネギ君達とともに戻っていった。
その帰り途中、

「ネギ君、カモミール……奴らの中で一番の要注意人物がわかった。おそらく小太郎も入れればあれで全員だろうが白髪の少年だけは別格だろう」
「え? それはどういう……」
「俺が2キロも離れた場所から矢を放つ直前に彼だけは俺の矢に込められた魔力に敏感に反応し振り向いてきた。魔力を込めたのはほんの数秒だというのに、だ」
「まじっすか……!?」
「ああ。だから早く本山に向かった方がいい。危険な予感がする…」
「そうですね。刹那さん達が合流したらすぐに向かいましょう」
「ああ」

話がまとまったところで俺は速度を上げてアスナ達のいる場所へと戻っていった。



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