022話 修学旅行編 1日目(01) 観光パニック!?
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そんな過去が。どれだけのことに手を出しているのだろうか?
とりあえず、今はネギ先生のことを見張っていよう。
士郎さんもまだ傍観に徹するということだから頼りはネギ先生だけだ。
しかし、あの先生についている使い魔(?)の視線が気になるな? 士郎さんの話では頭は回るが同時に空回りが多いと聞くし。不安だ……
しばらくしていいんちょさん達が恋占いの石の場でチャレンジするみたいだ。
そこで楓がやっと落ち着いたのか士郎さんの視線が伝わってきて、
『雪広達を止めたほうがいいか? 途中に落とし穴があるが……』
『え、本当ですか?』
『ああ、それにまたカエルの符が敷かれているな。相当なめられているみたいだな。さて、ネギ君はどうでるか……だが、今はなぜか注意が刹那に向けられているから気づくのはまず無理だろう』
『はぁ、私ですか?』
『おおかたカモミールがネギ君にいらん事を吹き込んでいるんだろう? 俺はとりあえず姉さんと周りを警戒しておくから後は頼むぞ』
『はい、わかりました』
そこで士郎さん達は他の先生達と日常会話をしだしていた。器用だ……。
だが、やはり士郎さんの言ったとおり、
「わっ!?」
「な、なんですの!?」
「キャ―――!!またカエル!?」
「大丈夫ですか!いいちょさんにまき絵さん!?」
妨害工作に引っかかっていて後手に回ってしまっている。本当に大丈夫だろうか?
それからしばらくして音羽の滝についた一行は何名かが真っ先に縁結びの水を飲んでいたが突然次々と酔って倒れていった。
お酒の樽が上に仕掛けられているのは知っていたがそれも気づかないなんて、
「まぁ仕方ないか……色々重なっていて注意が霧散しているだろうから。後で士郎さんとイリヤさんと対策を練らないと……」
その後、酔いつぶれたものを無理やりバスに詰めて旅館『嵐山』に直行した。
そこで一度私は気を静めるためにお風呂に入ることにした。
そしてお風呂場に到着するとそこにはイリヤさんがいた。
「あら、セツナ。この時間は教師の時間よ?」
「あ、すみません。少し考え込んでいたもので忘れていました」
「ま、いいわ。それじゃ入るとしましょう。ここまで来て帰すのもあれだから」
「ありがとうございます」
それでイリヤさんと一緒にお風呂に入ったのだが、なんといいますか、やはりイリヤさんは美人だ。
肌もまるで雪のように白くてその銀色の髪と赤い瞳が神秘性を持っている。
「ふふ……どうしたの、セツナ?」
「あ、すみません! あまりにイリヤさんの体が綺麗なもので……」
「あら、それをいうならセツナだって綺麗よ? 繊細で日本で言うなら大和撫子みたいな感じね」
「あ、ありがとうございます」
「ふふ……本当ならもう少しセツナとお遊びしたいとこな
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