021話 誕生日プレゼントと追跡魔?
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づくとは。
まぁ、害意はないし知っている奴らだから特に問題はないだろう。
◆◇―――――――――◇◆
Side ???
……私、釘宮円は常日頃から親友の柿崎美砂と椎名桜子の行動を抑えるのに手を焼いている。
まぁ、結局騒ぎに参加しちゃうことはもう慣れだとあきらめているんだけど。
それで今日は一緒に新宿に修学旅行にいくための買い物に来ているのだが、二人はいきなりゴーヤクレープとか関係ないものを買っていてあんまりの衝動買いに私は呆れておもわずキレて結局一緒に買って食べている始末。
ま、楽しいから別に構わないんだけど。
そして三人で話をしながら道を進んでいると美砂がなにかを見つけたのか指を刺している。
そこにはネギ君とこのか、それに士郎さんとイリヤさんが一緒になって買い物をしているようだ。
と、いうか美砂、指を刺すのは失礼だからやめなさい。
「なにしてるのかなぁ〜?」
「やっぱし私達と同じで明後日の修学旅行の準備でしょ? しかし……ネギ君とこのかは別として、改めて士郎さんとイリヤさんを見てるとなんかやっぱし私達とは違う雰囲気を持っているよね?」
確かにそうだね。イリヤさんはその仕草一つとっても上品でまるでどこかのお嬢様みたいな感じがするし。
そして士郎さんはまるでその執事みたい。いや、なに考えてる私? それじゃ士郎さんに失礼でしょ!?
「まるでお嬢様とその執事だよね〜?」
「ッ!?」
桜子がまるで私の心を読んだかのようにそんなことを言っている。無自覚で人の思考を読むな……。
そんなことを考えていると四人が移動し出して、二人は後ろから着いていこうとかいいだしたのでしょうがなく着いていくことにした。
「って、いうかこのかって士郎さんのことが好きらしいって朝倉に聞いたんだけど見た限りじゃそんな素振り見せてないよね」
「そうだね〜、きっとネギ君やイリヤさんも一緒にいるから落ち着いてるんじゃないかな?」
「こらこら、二人ともそんな話はやめなさいよ。それより早く買い物済ませちゃおう?」
「あれ〜? 興味ないのくぎみー?」
「そ、そりゃ少しは興味あるけど、ってかくぎみー言うな!」
反論したがいつものように受け流されてしまい少し悲しくなった。
それで四人がデパートの中に入っていったので私達も入っていった。
それでなにか四人は探しているのかいろんな場所を巡っている。
だがそこで士郎さんとイリヤさんはこのかの質問に苦笑いを浮かべている。なんだろうと耳を澄ませてみると、
「士郎さんとイリヤさんって意外に世間の流行とかに疎いんやね?」
「ふむ、そうだな。俺はこれといって趣味がないからこういうのにはあまり興味が見出せないんだ」
「私は興味はあるんだけれどどれがどういったものかとかよ
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