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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
017話 新学期、対真祖編(04) ネギとアスナの奇襲
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んな人なんですか?」
「さ、さあ? あまり話さないから知らない……」
「イヤ、ロボだろ? やっぱり日本は進んでいるな。普通にロボが学校通っているんだから」
「ええ!? 茶々丸さんて人間じゃなくてロボットだったの!?」
「えええええ!?」
「いや、どこからどうみてもロボットだろ!?」

それからいろいろ口論をした後、落ち着いて尾行を再会しましたが茶々丸さんってロボットだったんだぁ。
そしてついていくこと数分して階段を登っているおばあさんをおんぶして助けていたり、どぶ川で箱に入れられて流されている子猫を助けたりしていて、

「メチャクチャいい人じゃない!? なんか町の人気者みたいだし!」
「えらい!」
「いや、だがな……!」

そしてカモ君のいった人通りのない場所までいってなにをするのかなと思っていたら、突然、まわりから子猫や鳥達が集まってきて茶々丸さんは餌をあげていました。それはとても癒しの空間のように感じました。

「……いい人だ」

僕とアスナさんは感動してほろ苦い涙を流してしまいました。

「ちょっと待ってくれ! 兄貴は命を狙われているんでしょ!? 人目が着かない場所でちょうどいいっすからやっちまいやしょう!」

確かにそうだけど……まだ迷いが消えない。ほんとうにこれでいいだろうか?
でも、今迷っちゃって被害を出すのもイヤですから……覚悟を決めなくちゃ。
そして僕とアスナさんは茶々丸さんの前へと姿を現した。
茶々丸さんもこちらに気づいたようで、

「こんにちは、ネギ先生、神楽坂さん……油断しましたが、お相手します」
「戦う前に、僕を狙うことはやめてもらうことはできませんか?」
「それは駄目です。マスターの命令は絶対ですので、申し訳ございません」
「そうですか。仕方ないです、アスナさん……」
「うん、ごめんね……」
「パートナーを神楽坂さんに選びましたか。いいパートナーですね、ですが負けるわけにはいきません」

茶々丸さんは戦闘体制に入ったので僕も、

「契約執行!10秒間!ネギの従者『神楽坂明日菜』!!」

僕が唱えた瞬間にアスナさんが予定通りに茶々丸さんに向かって走っていきガードをはじいてデコピンを決めていました。
すごい! いつも以上にアスナさんが機敏になっている!

「兄貴、いまだ!」
「う、うん!ラス・テル・マスキル・マギステル……光の精霊11柱。集い来たりて敵を射て……ッ!」
「兄貴!手をこまねいていたら反撃受けちまう!今のうちに!」
「うう!『魔法の射手・(サギタ・マギカ・)連弾・(セリエス・)光の11矢(ルーキス)』!!」

僕はカモ君の一声で魔法を放った。だけど茶々丸さんは、

「すいません、マスター……もし私が動かなくなったら代わりにネ
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