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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
016話 新学期、対真祖編(03) カモ、参上!
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していった。
まあ、今はさっき会ったエヴァンジェリンさんも当分は手は出さないって言ってたから大丈夫かな?
って、なんかまたネギのお姉さんからエアメールが着ているわね?

「あ、姐さん! そのエアメールは俺っちが預かっとくっす!」
「わ、わかったわ」

カモはエアメールを私から預かると急いで部屋を出て行った。なにか怪しいわね?
それで私はつい気になってエアメールを探してみたんだけど……なによこれ!?
ほんとは悪いことをして逃げてきたんじゃない! しかも罪状が下着泥棒に、二千枚!?

「ふ、ふふふ……すぐに探し出さなきゃ。このままじゃ何も知らない本屋ちゃんが犠牲になっちゃうわ」

それからネギ達を探していたらなにか寮の裏手でなにやらネギと本屋ちゃんがあのエロオコジョの策略によって契約寸前までいってるし!?
すかさず私はエロオコジョを押しつぶした。そしたら魔方陣?も解けたみたいで本屋ちゃんは気絶してしまったらしい。

それでネギにこいつの真実を伝えてカモを問い詰めたら、無実の罪とか何たらで妹のために下着を盗んでいたというが、結局は下着泥棒には変わりないじゃない?
そしてカモは意外に素直に出頭するとか言っていたのだがネギは、

「知らなかったよ、カモ君がそんな苦労をしていたなんて!わかったよ!僕が君の事をペット(使い魔)として雇うよ!」
「兄貴―――!!」

……なんか、感動というより喜劇を見てるみたい。まあ、いいんだけど。
でも、ほんとにこんな奴部屋に置いといて大丈夫かしら? はぁ〜……先行きが不安になってきたわ。
それで翌日になったらなんか私達の下着が消えていてエロオコジョを見つけたら下着を毛布代わりにしてやがりましたよ。
やっぱり後で士郎さんとイリヤさんに相談してみようかな?
私は怒りながらもこのかとネギ(+エロオコジョ)とともに学園に向かっていったんだけど、そこにはエヴァンジェリンさんと茶々丸さんがいた。


◆◇―――――――――◇◆


Side エヴァンジェリン・A・K・マクダゥエル


お、朝からぼうやがいるな? ちょうどいい、少しからかってやるか。

「おはよう、ネギ先生」
「え、エヴァンジェリンさん!?」

ふふふ、やはり警戒してきたようだな。そうでなくてはな。

「今日もまたサボらせてもらうよ。いや、ネギ先生が担任になってからタカミチのときより楽になったよ」
「ううぅ……」
「お? 杖を出してきたな。こんなところで魔法を使ってもいいのか? ばれるぞ? それに勝算はあるのか?」
「うっ!?」
「そうそうタカミチや学園長の力は借りないほうがいいぞ? また被害が出るからな」
「……では、俺なら構わないのだな?」
「ぬっ!? この声は衛宮士郎か!」
「俺の
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