暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
EPISODE22『防人の歌』
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
所詮はケモノと 変わらぬのか?錆に折れゆくのか?迷い惑い尽きぬ日々よ されど!今は!外道に哀の一閃をぉぉ!悪行即瞬殺…」
翼の猛攻に、剣殺しは遂に砕ける。
「どういうこと!?あなたの武器はこの剣殺しで確実に封じることが出来るはず!?」
「この身が剣?違う。この身は未来へ向かって羽ばたくもの。翼だ!剣殺しでは、この翼を折ることは出来ない!」
剣殺しはありとあらゆる剣を破壊出来る。しかし、それは剣の持ち手が剣と認識したものだけである。剣では無く、翼と例えることで、剣殺しは機能しなくなる。
「♪今の 我に 何も斬れぬものは無いぃ!悪行即瞬殺…餓狼の光る牙は自らをも 壊し 滅す 諸刃のよう ただ生きとし生けるものならば 過去だって 飛び立てる!」
翼はファラを上空に打ち上げる。
「♪剣は剣としか呼べぬのか?違う!友は 翼と呼ぶ!我〜が〜 名〜は〜 夢を羽撃く者也!」
翼は炎を纏いながら回転し、上昇。そのエネルギーで切り裂く必殺技、羅刹・零ノ型を放ち、ファラの躯体に大きな損傷を与える。
「ふふふ、しっかり聴かせてもらったわ。ダインスレイフの呪われた旋律。これであと一つね。」
ファラは笑う。そして、剣殺しを掴んで、それを要石に投げて要石は砕けちる。
「しまった!?」
ファラは全ての目的を達成し、笑顔を見せていた。
         防人の歌 
次回予告
呪われた旋律の意味。最後の一つが遂に整う。そして、禁断が解放される。次回『英雄の凱旋』
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ