010話 図書館島へいこう!
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いけないいけない。なんとか話をそらすことができたわ。
まだシロウには気づかれるわけにはいかないもんね。
シロウには悪いと思ってるけど新学期までは内緒にしておきゃなきゃね。
「あ、それじゃ私は大浴場にいっているわね」
「ああ」
それで私は大浴場にいってみたけどそこにはちょうどアスナ達がいた。
なにか相談事かしら? 面白そうだし聞いてみよう。
「ねえアスナ。何のお話をしているのかしら?」
「え? い、イリヤさん! いつからここに!?」
「なにって……さっきからここにいたわよ?」
「そ、そうですか。あ、それなんですが……」
アスナ達から話を聞いてみたところ今度の期末テストで最下位を取るとクラスは解散になって、特に点数が悪い生徒は小学生からやり直しをしてしまう……って、普通そんなことはありえないと思うのだけど。
シロウもそんなことは一言もいってなかったし。
そこにユエがある話を持ち出してきた。
図書館島という場所には読むだけで頭が良くなる魔本があるとかなんとか?
私は興味はないのだけれど、どうやらそうとう切羽詰っているようでアスナを中心に、
「行こう!! 図書館島へ!!」
と、いっているようなのだ。面白そうね?
「それじゃ私も着いていこうかしら? 面白そうだしね」
「え゛ッ!?」
「いいの、イリヤさん!?」
「ええ、ハルナ。保護者として着いていけば問題はないでしょ? それとシロウに話したら止められそうだから内緒にしとくわ」
「ありがとアルよ」
「気にしなくていいわ、古菲。私もその図書館島という場所には興味があったし」
「よーし! それじゃ今日の夜に出かけるとしよー!」
「おー!!」
元気なものね。私も久しぶりに羽を伸ばす気分でいくとしようかしら。
あ、そうだわ。アレを着ていこう。
もし魔法にかかわることだったら大変だし。
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