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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
008話 夜空を照らす剣製の弓
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えず俺は騒がしいらしいとこに連れてきてもらい来てみると、どうやら学園外のものと生徒達が言い争いをしているようだった。

「さて、じゃさっそく士郎君のお手並み拝見といこうじゃないか」
「わかりましたよ。できるだけ話で解決はしてみますよ」


◆◇―――――――――◇◆


Side 神楽坂明日菜


もう……最近ネギの奴にふりまわされっぱなしよ。
士郎先生はあんなにしっかりしているのにネギはどこか抜けてるところがあるから。
これだからガキは嫌いだわ。
今もこのかと一緒に三人で帰りの途中だけど疲れるわ。

「なぁなぁアスナ?」
「ん? なに、このか?」
「あそこにいるの士郎先生とちゃうの?」
「あ、確かにそうですね。でもなにか生徒の人たちと話をしているみたいですね」
「あれは大学の工学部の人達ね。あと、もう一方はたぶんこの学園外の人じゃないかしら?」

あ、工学部の人達は士郎先生を見た瞬間、

「(白夜の鷹だ……)」
「(おい、ここはおとなしくしていたほうがいいぞ?)」

……どうやら士郎先生のことを知っているようで少し後ずさりしている。
でも白夜の鷹って……あぁ、士郎先生の目のことね。私もネギのとばっちりであの目をされたわね?
確かにあれは鷹の目みたいで怖かったわ。
それと白夜っていうのはきっと白髪に褐色の肌から来たんでしょうね。

「そうなんですかぁ……あ! もう片方のグループが士郎さんに襲いかかりました!?」
「えっ!?」

正直一瞬あせったわ。
でも士郎先生はネギと同じこっちの世界の人間だから冷静になってみればあんな人達に負けるわけがないわよね。
その答えとして襲い掛かった人達は士郎先生のすごい踏み込みとともに竹刀を突かれ吹き飛ばされていた。
……五メートルくらい飛んでるけど平気なのかしら?
そんなことを思っていると、

「あれは中国拳法の震脚を加えた突きネ。すさまじいものがアルよ」
「古菲さん?」
「お邪魔するアルよ。ネギ坊主にアスナ、このか。それにしても士郎先生はすごいアルな。
相手の攻撃をカウンターでまったく力をかけずに突き返してるし、加えて太極拳の震脚による足の踏み込みで力を倍増してるからあの人たちはたまったものじゃないヨ」

太極拳って……くーちゃんがほめるほどなんてどれだけ強い突きをしているのかしら?
学区外の人たちは全員気絶してるし。
それで工学部の人たちは事情を説明して少し説教を受けてから気絶した人達を連れていっちゃった。

「おつかれ士郎君、さすがだね」

って、高畑先生!?
あ、そうか。高畑先生も広域指導員の先生だったっけ。


◆◇―――――――――◇◆


Side 衛宮士郎


「終わりましたよ。しかしほ
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