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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
005話 2-Aと10歳の魔法使い
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させてもらうからさ」
「いえ、士郎先生なら信用できそうだから大丈夫そうじゃないですか?」
「そうか。では後で姉さんも紹介するからいつでも来るがいいさ。
あ、そうそう学園長。昨日言い忘れたがなにか機械類で直してほしいものがあったらいってください。ここに来る前は修理業などもやっていたから大抵の機械類は直せる自身がありますから」
「わかったぞ。そうじゃ! このか、アスナ君。しばらくネギ君を泊めてやってくれんかの?」
「げ!?」
「え゛!?」

そしてまた神楽坂の怒声が響いてきた。
しかし、俺の話にうまく割り込ませたものだな。
学園長、俺のときといい実は確信犯ではないだろうか?
それから先に神楽坂と近衛は学園長室を出て行ったが、やはり、俺のことはネギ君に一応知らせるんだろうな?

「学園長先生、もう話は終わったんじゃないですか?」
「いやまだあるんじゃ。士郎君のことなんじゃが、木乃香達がいた手前、話せなかったんじゃが、一応こちらの関係者になる」
「え!? そうなんですか!」
「そうだよ、ネギ君。だからなにか困ったことがあったらすぐに相談に乗ってもらうといいよ」
「そうなんですか〜、よかった。実はかなり不安だったんだよ、タカミチ」
「まあ、そういうことだから気兼ねなく相談に来てくれ、ネギ君。まだこっちは俺もそんなに詳しくないが力にはなるよ」
「はい! よろしくお願いします!」
「ああ、よろしく」
「それじゃもういいかの。しずな君、もう入ってきてよいぞ」

するとしずなという眼鏡をかけた女性教師が入ってきた。
どうやら指導教員の先生らしい。
話が終わった後、この部屋に呼んだことからきっと一般の教師なのだろう。



しずな先生に連れられて学園長室から出ると神楽坂達が待っていてくれたらしく、

「あ、お話は終わったんですか?」
「ああ、ではいくとしよう。しずな先生、案内お願いします」
「わかりました。ではいきましょうかネギ先生、衛宮先生」


そして教室まで移動中なのだが、やはり神楽坂とネギ君の関係はまだ悪いままだ。
どうしたものか……一応、近衛に相談してみるか。


(なあ、近衛? 神楽坂とネギ君の関係はどう思うか?)
(そうやなぁ、朝のこともあるやろうしプチ喧嘩ってところやろうな? アスナ、意地っ張りなところあるし)
(……そうか。できれば仲良くしてもらいたいものだが)
(そうやねぇ)

「あの……」

お、どうやら話しかけるようだな?
だがやはり一筋縄ではいかないようだ。

「いーい!? あんたと一緒に暮らすなんて私はお断りよ!! いくよ、このか!」

(やっぱりまだダメか)
(そうやね。それじゃすまんけど士郎先生、また教室でな〜)
(ああ)

さて、どう
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