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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
003話 麻帆良の仙人
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っていたということですか!?」
「そういう事になるんじゃろ。彼らの裏の世界の話でおおよそ見当はつくんじゃが、たった一人の立派な魔法使い(マギステル・マギ)……いや、立派な魔術使い(マギステル・マギ)だったんじゃろうな」
「世界は、不公平ですね。あんな真っ直ぐな青年に死に急ぐことをさせるなんて」
「そうじゃな。だからできる限り手助けをしてやろうと思うんじゃよ、ワシは」
「僕もその意見には同感ですよ」



ここにもとの世界では決して報われないであろう青年に対しての二人の決心がついたのだった。



Interlude out──

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