暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
EPISODE20『水面』
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雅とガリィは準備を整える。

数日後、S.O.N.G.の一同は海辺の研究施設で聖異物の研究と装者達の休暇を行っていた。
「あの、マリアさん。」
エルフナインはマリアに話しかけ。
「どうしたのエルフナイン?」
「マリアさんはとても強い方です。どうすれば、僕もマリアさんみたいに強くなれますか?」
エルフナインはマリアに純粋な質問をする。
「エルフナイン、あなたは一人でキャロル達から出て行き、私達に全てを話した。」
「はい。」
「それに、自分の弱さに気付けている。あなたは十分に強いわ。私よりもね。」
マリアはエルフナインの頭を撫でながらいい、林道を進む。すると、
「よぉ、ハズレ装者。」
「この間はどうも。」
ガリィと雅が現れる。
「お前達は!?」
マリアはペンダントを取り出す。
「Seilien coffin airget-lamh tron」
マリアは聖詠を歌い、かつて自身の妹が使っていた、一度は失われたシンフォギアである銀腕・アガートラームを纏う。
「なるほど。」
【CHANGE RIDE-ANCK POINT-】
「変身…」
雅はディロードライバーをアンクポイントに変えてアナザーアギトに変身する。
「行くぞ。」
アナザーアギトは素早くマリアに近づき連続パンチを放ち、マリアは左腕の篭手で防ぐ。
「ほらよ!」
ガリィは更にアルカ・ノイズを呼び出す。
「囲まれた!ここは一か八か…イグナイトモジュール、抜剣!」
“ダインスレイフ”
マリアはイグナイトモジュールを起動させてその身は黒いオーラに呑み込まれる。
「ぅゔゔゔゔっ……」
マリアは前傾姿勢をとり、唸り声をあげる。
「ダインスレイフの呪いに呑み込まれたか。」
「ほら、結局こいつはハズレ装者なんだよ!」
アナザーアギトとガリィは呆れるように言う。
「ぅがぁっ!」
マリアは力任せにアルカ・ノイズを蹴散らしていく。
「さて、これでは話にならないな。」
アナザーアギトは力をためて飛び上がる。
「アサルトキック!」
そして、アルカ・ノイズを倒しきったマリアに必殺のキックを放ち、マリアを気絶させる。
「隠れているのだろう、エルフナイン?」
変身を解除した雅が言うと、エルフナインが現れる。
「そいつの看病をしてやれ。刃にも、足裁きにも、イグナイトモジュールを使う前の戦闘スタイルにも、迷いが見えた。」
「それって!?」
「ガリィ、今回は退こう。」
雅とガリィはエルフナインの言葉に返事を返さずに去る。

「…ここは?」
浜辺でマリアは目を覚ます。
「マリアさん!?よかった…ガリィ達に…」
「そう…みっともない所を見せたわね…」
マリアは悔しそうに言う。
「マリアさん」
「いい!本当はわかっているの。私は調や切歌のよう
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