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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
過去編 孤高の戦姫は、民の前で純潔を散らす
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字通り身体中に、隈なく粘液を塗り込まれたロザヴィーヌは――すでに一流の娼婦にも勝る色香と匂いを滲ませる、淫靡な雌に変えられてしまっていた。それこそ、男の逸物を目にするだけでたちどころに発情し、子宮が降りてきてしまうほどに。

 そう。そこまでの「お膳立て」を済ませた上で、彼女が守ろうとしていた民衆に犯させることにより、その心を折る。それこそが、ババルオの狙いだったのだ。

「あなたは、どこまでッ……!」
「これより我が帝国は王国を制圧し、さらに勢力を伸ばしていく。……そんな時にお前のようなうるさい雌が、いつまでもきゃんきゃん喚いていては目障りなのだよ」
「あぁっ……!?」
「良い機会ではないか。今日まで儂に苦しめられてきた民草を、その身体で労ってやれ!」

 その悪辣な手段に唇を噛み締め、憎悪の視線を向けるロザヴィーヌを、弄ぶように。
 ババルオは彼女の耳をひとしきり啄んだ後――か細い両手を掴むと、その腕に隠されていた乳房を民衆に見せつけるように、大きく開かせた。

「ぁああっ……!」
「おおぉおッ……!?」

 その瞬間。ババルオを除き、誰も目にしたことのなかった、戦姫ロザヴィーヌの白い乳房が。
 淡い桜色の先端が。淫らな柔らかさを強調する、大きな揺れによって――人々の前に、露見する。

 その美しさに。羞恥に染まり顔を背ける、淫靡な表情に。男達は言葉を失いながらも、剛剣をますます昂らせ、露わにされた乳房を凝視していた。

「おぉ……乳だ、姫様の乳だぞ! 今まで見えそうで見えなかった、ロザヴィーヌ様の乳房がついに!」
「たまんねぇ、雪みてぇに白くて、甘そうで……お、俺、もう見てるだけで暴発しそうだぜぇ!」
「しゃ、しゃぶりてぇ……揉んで吸って舐め回して、挟んでもらいてぇっ……!」

 日々の重労働に追い詰められ、もはや何のために生きているのかも分からなくなっていた、某国の人々にとって。その絶景はもはや、劇薬であった。
 一方。国民が自分をそのように見ている事実を突き付けられたロザヴィーヌは、恥じらいに耳まで赤くなりながら、顔を背ける事しかできずにいる。

「い、いやっ……み、見ないで、見ない……んはぁぁっ!?」
「さぁお前達、まずはしっかりと見ておけ。戦姫ロザヴィーヌの、処女喪失の瞬間をな!」

 その姿を愉しみつつ、淫靡な水音と喘ぎ声を響かせ、彼女の聖域を指で弄んだ後。白い太腿を掴み上げたババルオは――聖域さえも見せ付けるかの如く。白く優美な脚を、股を、全開にしてしまった。
 未だ男を知らない、勇敢なる戦姫の聖域。大きく開帳されたその秘部に、男達は身を乗り出し歓声を轟かせ、ロザヴィーヌは声にならない絶叫を上げる。

「さぁ、楽しもうではないかロザヴィーヌ。今宵は宴だ、我々と共に酔い痴れるが
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