暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
お正月
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「ねえ、ジュン。あんたは大輔に色々言ってるけどそう言うのは家事の一つくらいは完璧にこなしてから言いなさい?料理をすれば良くて炭、悪ければ暗黒物質を生成し、洗濯をすれば洗濯物をきっちりネットに入れるべき物を入れずにして洗濯物を台無しにしたり、掃除をすれば部屋が掃除する前より汚れている有り様。何であんたより6つも年下の大輔やヒカリちゃん。人間ですらない、この世界に来るまで家事経験0だったブイモンの方が家事をこなせるのよ?大体羨ましがるならね…」

長々と説教する本宮母。

この説教は軽く一時間は越えた。

どうやら近い未来で発揮される大輔の説教時間の長さは母親から受け継いだ模様。

「まあ、とにかく。チョコフォンデュ食おう!!」

「頂きます!!」

ヒカリは餅をフォークで刺してチョコに付ける。

そしてチョコを付けた一口サイズの餅をパクリ。

「どうだヒカリ?美味いか?」

「美味しい!!」

「正月の餅をチョコフォンデュで食べるの俺達くらいだろうな〜」

「果物も食べなさいね?」

「「「はーい」」」

「お母さん…私も食べたいんだけど…」

「あんた、何を勘違いしてるの?私のお説教フェイズはまだ終了してないわよ」

「orz」

餅だけでなく果物も食べるように注意するとジュンも食べたいのか母親に尋ねるが、あっさりと切り捨てられた。

「バナナも美味い、苺も美味い」

「こんなお正月初めて!苺頂戴?」

「苺ね…」

ヒカリに苺の入った皿を差し出すとヒカリは苺にチョコを付けて食べる。

「うーん、美味しい…(あ、大輔君。全然食べれてない…ブイモンと私ばっかり食べてる…)」

ヒカリは近くバナナをフォークで刺して、チョコを付けるとブイモンに次の果物を用意してる大輔にフォークに刺したバナナを近付けた。

「ん?」

「だ、大輔君…あーん」

「え?」

微妙な恥ずかしさを覚えながらもヒカリは大輔にも食べてもらおうと差し出した。

「いや、俺は後でゆっくり食べるからヒカリちゃんが食べれば…」

「駄目、一緒に食べるの」

ヒカリは妙に頑固な時がある。

長くいるから何となくヒカリが頑固モードになっていることに気付いて大輔は口を開いた。

ヒカリはゆっくりと大輔の口にチョコバナナを食べさせた。

「ん、美味い。」

「そっか、えっと次はマシュマロ!!」

次はマシュマロをフォークで刺して大輔の口に。

「ありがとう、ヒカリちゃんもあーんして」

「へ?あ、あーん…」

大輔が差し出したチョコ苺をパクリ。

少し恥ずかしいような嬉しいような…。

「…何か普通より甘いなこれ」

酸味のあるキウイが滅茶苦茶
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