第11話 カストロプ動乱
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のあいつ意味不明なんだよな。
反転迎撃しようとしたのはもちろんのこと、たかだか1艦で反転して何がしたかったのか? 何を出来ると思ったのか?
ホント謎だわ〜。
まあ、アスターテはほぼ原作準拠ってところか。
なら特に問題はないな。
ラインハルトが元帥になるのは忌々しいことだが、バタフライ効果で先が分からなくなるのも困る。
最低でもリップシュタットまではある程度原作準拠で行ってもらわないと。
もちろん、原作から既に乖離している部分も多くある。
俺の横に立っている2人の参謀がまさにそれだな。
ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン大佐
フォルカー・アクセル・フォン・ビューロー大佐
メックリンガーが昇進して中将になったため、代わりにこの2人が配属されてきた。
原作でキルヒアイスの下に配属された時期を考えれば、俺のところに来ても不思議じゃない。
また、メックリンガー、ミュラー、シュタインメッツの3人も既にこちら側に取り込んである。
この中で、本来なら一番先にラインハルトにスカウトされるのはメックリンガーだが、ラインハルトの危険性については十分に教えてあるし、昇進祝いに家の蔵で埃を被っていた高そうな芸術品をいくつか進呈したりと賄賂も送っている。
それに、俺が実家に飾られていた芸術品などを博物館に無償提供したことも耳に入っていて、俺への好感度がうpしてるかもしれん。
廊下に高価な壺とか絶対誰か割るだろ。
というか俺も既に5、6個……(ry
それに使用人が誤って割ってしまったら可哀想だろ……ということで廊下にある壺は全部撤去。
物置か博物館行きとなった。
前世が庶民な俺には芸術品なんて高かろうが安かろうが金に変えないならただの物でしかないし、その金額も領地経営が順調で莫大な資産のある俺にとってみれば雀の涙みたいなもんだ。
なら、家にあっても邪魔なだけなんだよね。
そんなわけで、メックリンガーはラインハルトからスカウトされても辞退するだろう。
第四次ティアマトで俺の参謀長になって接点が無かったから、そもそも声すら掛らん可能性もあるし。
うん、なんか気分が良くなってきた。
「こんな任務ばかりなら楽でいいんだけどな〜。そうは思わないか? ベルゲングリューン」
「しかし閣下、あのアルテミスの首飾りは脅威ですぞ」
「アルテミスの首飾り自体は別に大した問題じゃあないさ。そもそも、ハードウェアに頼って戦争に勝ったためしなんて無いしな。て言うか、処女神《アルテミス》なんて完全に行き遅れのババァじゃねぇかwww 何万年純潔守ってんだよw 貰い手がいなかったんだな、可哀想に」
「…………」
ってコラ、ベルゲングリューン。
可哀想な人を見る目で俺を見るな。
「間もなくカスト
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