戦姫絶唱してないシンフォギアG〜装者達の日常〜
月と聖夜とあなたの横顔
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「月が綺麗だね」
ふと、そんな言葉が出た。
隣に立つ彼女は一瞬、呆けたような顔をして……そして、彼の腕に自分の腕を絡ませると笑った。
「わたし、死んでもいい」
その言葉に、彼は目を見開いて驚く。
目を細めながら彼の顔を見つめ、彼女は微笑みかける。
「翔、今夜は特に寒いから……」
「うん……響さんがそう言うなら」
そう言って翔は、響の身体を抱き寄せる。
響もまた、翔の背中に両腕を回した。
抱き合って、見つめあって、そして──
恋人達の白い夜は、まだ始まったばかりである。
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