暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
戦姫絶唱してないシンフォギアG〜装者達の日常〜
月と聖夜とあなたの横顔
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

「月が綺麗だね」

ふと、そんな言葉が出た。

隣に立つ彼女は一瞬、呆けたような顔をして……そして、彼の腕に自分の腕を絡ませると笑った。

「わたし、死んでもいい」

その言葉に、彼は目を見開いて驚く。
目を細めながら彼の顔を見つめ、彼女は微笑みかける。

「翔、今夜は特に寒いから……」
「うん……響さんがそう言うなら」

そう言って翔は、響の身体を抱き寄せる。

響もまた、翔の背中に両腕を回した。

抱き合って、見つめあって、そして──

恋人達の白い夜は、まだ始まったばかりである。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ