暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:31 煽り煽られ噛み合わない
[2/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
砕きながら、席を戻るのを見送って。
「お腹いっぱいだからって寝るなよ
ヴァイス
(
・・・・
)
? 寝ててもノートは見せないよ?」
「心配すんな
ティーダ
(
・・・・
)
、今日の戦略考えてるから寝てる暇はねぇよ」
「いや真面目に授業受けろよ」
俺の心配を他所に、元気よくサムズアップしてるのはどうだろうって。
……ちなみに、担当科目の先生から集中しなさいって怒られてました。
――side響――
「だぁかぁらぁー枕変わると眠れねぇ
質
(
たち
)
だから、起きてぼーっとしてる時に、たまたま起きてきたギンガと色々他愛もねぇこと話してたんだって」
「そぉれぇがぁー何の話だったのーって聞いてるじゃんよー」
バンバンと中島家の二階のベランダで布団を叩きながらスバルとそんな話をしている。
念話が使えたら良かったんだが、こんだけうるさいなら問題無いだろうってことで直接話してる。
お誂え向きに、ギンガはクイントさんと一緒に食料品の買い出し、タイムセール勝負に行ってるし。
もっぱらの話題は、俺ら側のギンガがいつものお姉ちゃんモードに戻ったことを怪しんだスバルからの質問攻めだ。
昨日の事は秘密にすると決めた以上、話すつもりは一切無いものの……ギンガの変化に逸早く感づいたスバル。割としつこくて困る。
まぁ、今まで年上のお姉さんだったのが、本来の世話焼きお姉さんになったらそりゃ気づくもクソもないか。
……話題変えるのも兼ねて、ちょっと聞くか。
「そういやよー。ティアのお兄さん居るって話し聞いてると思うんだけどー」
「あ、露骨に話題変えたー。うん、ティアのお兄さん、ティーダさんでしょー? 居るのは知ってるよー」
それがどうしたか? と言わんばかりのぽかんとしたスバルの顔。うん、ティアがしばくのも分からなくはないが……こいつは。
「……写真とかゲットして帰らねぇの? ティア喜ぶだろ」
「……ハッ?!」
「えいや嘘だろ? お前マジで気づいてなかったの?」
布団叩きの手が止まるほどの衝撃だったらしく、口を抑えて驚愕してるのにこちらも驚く。
「そぉだぁぁぁぁ……きっと喜ぶ、ティアが子供の頃既に管理局員だったからあんまり遊べなかったって言ってたしぃぃぃいいい」
がくりと項垂れてるけど、コイツは……まぁ、あんまり責めるのも悪いか。きっとお母さんに逢えてそれどころじゃなかった、そこまで気を回せなかったんだろうし。
「ちっちゃいティアの写真取って、可愛いねって煽ろうと思ってた……」
「スバルさんサイテーです」
前言撤回、割とひどいなコイツは!
――side奏――
高町家から、T&Hまで移動し
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ